オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

嬉しい悲鳴!こんなに電気が余っていいんですか!?

日暮までには蓄電量がほぼ満量100%になる日々が続いている。それならそれで、強気の実験をしてみようではないか!

1月3日 時計の電源ON。

1月4日 冷蔵庫の電源ON。洗濯も一回。そして今日。

1月5日 半年ぶりの掃除機を使ってみた!それでも、晴天のおかげか、昼すぎにはほぼ満充電!たった6枚の太陽光パネルで、冬でも冷蔵庫、洗濯機、掃除機、照明、インターネットが使えることが証明できるとなると、オフグリッド生活を始めたい、という方々に、明るいニュースになるんじゃないんだろうか。

今までの冬の電気不足という非常事態の原因として、考えられることは2つ。

一つは、水道凍結防止ヒーターがちゃくちゃ電気を食っていた。

もう一つは、EcoFlowの表示のバグ。表示は1%でも、実はもっと溜まっていた。

の、どちらか、ということになる。

数日後、氷点下5度、6度の予報なので、その夜には、水道凍結防止ヒーターをつけてみようと思う。今までの電気不足騒動がまったく嘘のようだが、実際に電気があるならば、今までのことは水に流そう!理由はなんでもOK!もう手放しで喜んでしまう!

本日の作業は、焚き付け用の薪割り、スナップえんどうの支柱立て、秋の収穫のまま放っていた豆たちを、鞘から出してあげたり、ゴミをとったり。。

大豆の収穫量は2畝で1.3kg。来年は倍増したい。ササゲは不作だった。「一升豆」だと思っていた豆の名前は、調べてみたら「八升豆」だった。一粒で八升の豆が穫れるんだとしたら、凄すぎる。鞘に入ったまま乾燥させたら、鞘が硬いのなんの。手で鞘を外せず、ペンチ仕事になってしまった。これはぼちぼちやるしかない。

不耕起栽培畑、秋の収穫祭!

月末の一粒万倍の日に、小麦を撒きたいので、我が家のほったらかし&不耕起栽培農園の野菜を収穫し、畝を片付けることに。大豊作の大豆はすでに収穫し、乾燥中。

一粒で一升収穫できるという「一升豆」。支柱にした竹も薙ぎ倒すほどに伸び続け、スペースをたくさん使っていた一升豆が、よくやく葉っぱも枯れてきた。見落としていた巨大きゅうりも出現。ジャンボピーナッツも大豊作。まだ葉が青い生姜も、テストで抜いてみた。プチトマトはまだまだ育っている。そして美味しい。今年の柿はハズレ年。渋柿はたったのこれだけ!干し柿スタンバイ。椿油大作戦も地道に進行中。でも、椿の種収集の難しいところは、椿の種が高いところから落ちて、地面に当たった瞬間、各方面に飛び散ってしまうこと。枯葉に潜む、落ちた種を探すのは、想像以上に難しくて難航している。椿と違って、意外に簡単だったのが、お茶の種。背が低いこともあるし、種がまんまるなので、地面を転がって、吹き溜まりみたいなところに、集まってくれる。枝の真下あたりに集まる、お茶の種。「はい、採ってください」と、言わんばかりに。ニンニクの房のような椿の種と違って、お茶の種はまんまる。たった1日でザクザク収穫。

6/7と7/6の畑と庭の記録

6/7の畑。20日間の旅行に出かける前と、帰ってから撮った記録写真をいくつか。

こうして見ると、頑張って草刈りしている。グッジョブ、私。

今年の改善点。苗を定植したところには竹の棒で目印をつけ、家族の誰が見てもわかるように、全てに名札をつけた。これで間違えたり、忘れたりして、苗を草刈りしてしまうことが劇的に減った。(我が家が目指すのは不耕起栽培。草刈りといっても、根元で刈る、根っこを残すやり方。)確実に育つ、たくましい大豆たち(6/7)。密集しすぎた青梗菜を、一本ずつ離して植え直したりして(6/7)。この畑で採れたオクラの苗。まだ、ひ弱な感じだけど、旅する前に、祈る気持ちで定植(6/7)。つるなしさやいんげん(6/7)。4月に苗床を作ったトウモロコシよりも、5月に直植したトウモロコシが元気!蒔き時も大切(6/7)。6/21に旅から帰宅。不在だった20日間で雑草の海!だけど、まだギリギリなんとかなる。2.3日かけて、気長に草刈り。竹の棒の目印のおけで、雑草に負けてた苗たちも、見つけ出すことができた。小さすぎた苗は、自然消滅したものも。

大豆(7/6)。コンポストから救ったプチトマト(7/6)。

つるなしさやいんげん(7/6)。一升豆とか四角豆(7/6)。かぼちゃ(7/6)。ジャイアントピーナツ(7/6)。ハンガリアンワックスとうがらし(7/6)。心配していた生姜も、ツーンとまっすぐな芽が出てきた!(7/6)

植えてもいないかぼちゃが畑の外で実を結んでいた。トマトのこぼれだねも、6/6の時点では皆無だったのに、6月27日には、畑のあちこちに20cmぐらいのトマトが芽を出していた。やはりプチトマトの生命力はすごい(7/6)。やっぱり5月に直播きしたトウモロコシは勢いがある!(7/6)にんじん。オクラ(7/6)。ちなみに、畑以外の庭も雑草だらけ(7/6)!石畳も瓦の小道も、雑草に飲み込まれる(7/6)!ちなみに、母がせっせと世話している茜たちもニョキニョキ伸びてる。母が調べたブログによると、横這いさせず、縦方向に伸ばして育てた茜の根は大きくなるらしい(根を染色で使う)(7/6)。それって、道法さんのやり方と同じだ!

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では、我が家の道法スタイル「縛る農法」の30日間の成果を発表。黒いマジックの線が、紐で縛った日(6/1)の印。ぶどう、りんご、さくらんぼと、どれも順調に伸びていた(7/6)。家の西側の水脈の際に蒔いたクローバーも立派に成長。これで土留めとしての役割をしっかり果たしてくれそうだ。仕事小屋の水脈際にはマリーゴールド。そして、何百年も母屋が建っていて、草が生えることのなかった仕事小屋の南側、東側にも、ついに雑草が生えた!感動!!最後に、我が家の新顔、常設タープを紹介。我が家はほとんど玄関から出入りせず、渡り廊下のある裏口から出入りしている。雨が降ったら、渡り廊下も、サンダルもびしょびしょになる。そこで、タープの登場。手軽に屋根ができて、とっても快適。あまりに気に入ったので、キッチンの掃き出し窓の外側にも、大きめタープを張ろうと計画中。時計ストーブもタープ下にスタンバイさせれば、雨でも使える、夏でも涼しい、ストーブキッチンコーナーが生まれる。きっと夏のうちに。

果樹を支柱に縛る。道法スタイルを実践!

 

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道法さんのノウハウを早速、真似してみた。枝ごと、ぎゅっと縛ってあげる。りんご、さくらんぼ、葡萄。。。さて、どれだけ成長してくれるのか、楽しみだ!未発酵のトイレコンポストからぐんぐん生えてくるカボチャとトマト。どれだけ成るのか楽しみだと思っていたが、道法さんの本を読んで、ここで育った野菜は食べないことにした。その昔、牛の排泄物を溜めたところから、ぐんぐん牧草が巨大化して育つので、それを牛たちにあげていたところ、牛たちがバタバタと倒れ死んだとか。原因は、窒素過多。その後、しっかりと熟成されたものでないと、牧草の肥料として使ってはいけない法律ができたんだとか。来年の備忘録として。ドクダミのお茶作り。大雨の後の快晴。梅狩り。そして梅仕事。

噂の「道法さん」の、衝撃の本が回ってきた。

先日、友達が本を持ってきてくれた。周りでチラホラと噂を聞くようになった「元JA職員の道法さん」の、掟破りな農法について取材された本『マルノウのひと』。

教えは至ってシンプル。「剪定は立枝のみを残す。枝葉を縦一本に縛ると、農薬も肥料もなしで、豊作になる」という農法もおもしろすぎるし、科学的裏付けもかっこいい。そして何より、その結論に至ったまでの、道法さんのJA時代の話が面白い。今、日本中の農家が信じている、JAが説いた正しいとされる慣行農法に、まず疑問を持ち、研究を重ね、ついに農薬も肥料もなく、手抜きで甘いみかんを育てた人の言葉は重みがある。その道法さんの言葉を信じて、無農薬、無肥料で、美味しい作物を作り始めた人々の人生も、大胆で自由で、それぞれに面白すぎる!この著者である金井さんという人の文章がまた小気味よくて爽快。まさに、私の目指す「パンク」で「オルタナティブ」な生き方が詰まった本。これはどんどん回覧して、布教活動をしなくては!

雨が止んだら、ブルーベリーやブラックベリー、リンゴやキウイ、葡萄、、、どんどん紐で縛っていこう。そう、ついに梅雨入りしてしまった。太陽光の電力に依存している我が家が、太陽光の角度がなくなる真冬の次に恐れる季節、それは梅雨!

6日連続の雨予報を見た時は青ざめたが、2日に一度ぐらいは、数時間でも薄曇りや、晴れ間があるだけで、充電は100%になってくれる。やはり、夏至間近の太陽はパワフルだ。恐れていた梅雨も、この調子で乗り切ってくれますように。

 

日がな一日、野良仕事。

最近の土砂降りで気になったのは、バッテリー小屋周りの水はけの悪さ。雨樋をつけてないので、水跳ねもすごいし、大きな水たまりができていた。

大地の再生スタイルで、屋根から地面へ落ちる雨を、静かに排水させる方法を実践。雨しずくが、土を削った跡を頼りに、水道管に気をつけながら、堀り進める。水脈と流れ込むように、緩やかな傾斜をつけつつ。底に竹炭と発酵した藁をパラパラと。続きはまたいつか。このままでも雨の排水は劇的に良いはずだが、そのうちに、ここに瓦をぎゅうぎゅうに詰めて仕上げる予定。何の花だろうと、気になっていたこちらの花。初めてgoogleの写真検索してみたら、すぐに解決。なんて便利な世の中!「利休梅」という木だった。白い花が少ない我が家で、ひと際目立っている。3月末に作った苗床が不調、オクラしか芽を出していないので、新しい『たねの森』の種を購入し、苗床を作る。畑にも、赤しそ、ほうれん草、オクラ、牛蒡、とうもろこし、ひまわりを直播。母は今、野草茶に夢中。どくだみの苗をもらってきたり、全盛期のたんぽぽをせっせと摘み、早速、乾燥中。

 

高原の我が家にも春が来た!

春分を過ぎて、近辺の山々が、山桜のピンクや、こぶしの白で彩られて、とっても綺麗。ニャンコもすっかり外で遊んでばかりの陽気が続いている。

庭の草花もすっかり春らしくなった。

秋から冬にかけて大幅に伐採&剪定したので、去年の春には気づかなかった花を発見できた。クズに飲まれていた高木には、梅らしき花が咲いていたし、二階の窓からは可愛らしいピンクの花。こんな背の高いバラがあるのか!?と驚いていたら、乙女椿という椿の品種だということもわかった。秋に植えたチューリップもようやく葉を出してきた。雪柳にも小さな花がちらほらと。今年こそはふきのとうを見つけようと思っていたのに、時、すでに遅し。フキの葉がもう出てきてしまった。12月5日に、裸地に敷き詰めた伐採枝たちも、最初は枝に引っかかって歩きにくかったものだが、約4ヶ月ですっかり枯れて、大地に馴染んできた。枯れ枝を掻き分けてみると、小さな芽がちらほら。草が生えてくれれば良いけれど。

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車の轍を避けてオオバコも広がる。先日、種の交換会で夏野菜の種を手に入れたので、早速、苗床を作った。庭のあちこちにハコべが繁殖しているのだが、観察してみると、大地再生で作った水脈に沿って広がっている。水脈の両脇エリアが潤っているということでもあり、溝を掘ったことで、土中の空気と水の流れが改善されたのだろう。大地再生の言う『点穴を掘ることで、土中環境がよくなる』という実証になっているのではないかな。

スコップでもよし、ドライバーの小さな穴でもよし。土に穴を開けて、炭や枯葉を入れる。大地再生の基本、この点穴作りの作業をジャンジャンやろう。

今の悩みはこの生活排水の匂い。やや臭うのだ。虫もたくさん飛んでるし。。。。夏になるまでに、対策を練らねばならないだろう。