オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

大地再生3日目 軌道修正!太陽発電よりも、森を急激に変化させないことを最優先。

東側の森の伐採を二日終えて、剪定が難航したこともあり、軌道修正することになった。

今回の目標は、二つだった。木々の高さを抑えて、今後、自分たちで手入れできるように。そして、太陽光パネルに光が当たるようにすること。

だが、二日間で、東と西の森を剪定することで、驚くほどに風の流れが変化した。これ以上、急激な変化は与えない方が良いだろう、木々の健康のためにも、あと5年、10年先の剪定を念頭においた方が良いだろう、という判断だ。大幅に木の高さを低くできないが、枝を間引くことで、今よりは太陽光発電は改善できるだろう、と。

ここの丸い敷地は、ぐるりを背の高い木々に守られている。高木と暮らせることは、最高の贅沢。保全のための予算は必要だが、急激な変化ではなく、少しずつ改善していくことを楽しむことに。

それでもやはり発電量に問題があるなら、一番日当たりの良い西の畑に太陽光パネルを置くのが良いかもしれない、とも、提案してくれた。

ということで、今日から東の森の樫の木1本を全伐採する予定を取りやめて、北の森へ取り掛かる。

こちらも、家屋の方へ折れそうな枝だけを、剪定することに。まずは下からロープをかけて、引っ張りながら、枝の強度をチェック。どの枝を剪定するか、入念に打ち合わせ。どさっ、どさっ、と、大きな音を立てて、特大の枝が地上へ落ちる。

「剪定した枝が木を離れた3秒後、僕の体に、さーっと風が抜けるんです。数本の枝を切っただけですが、空気の流れは大きく変化しました」と、アーボリストのMくん。大地再生チームは伐採された枝を、さっくりと捌きながら、裸地に敷き詰める。葉っぱの絨毯!これが来年の夏には、ほどよく土に馴染んでいくでしょう、とのこと!東の森の、細く高い木。枝が屋根にかかりそうだったので、全伐採。水脈をプチ渓谷に変えるプロジェクトも再開。「リビングの窓から見える場所には、植栽を贅沢に使って、うつしく仕上げましょう」と、Oちゃん。部屋の中から見える景色にもこだわるあたりが、さすが、である。ざっくりと講習を受けて、渓谷作りのセルフ施工へ。

水脈の両端に、モミガラ燻炭、竹炭、わらを敷き、その上に、小さめの石、中っくらいの石、大きめの石の順に置く。

この「置く」というのが、難しい。水の流れに押されて流れ着いたように、偶然そこに溜まった風に、ざらざらと転がるように、転がり落とす。わざとらしく置かない。ぺたっと置かない。石たちが絶妙に絡み合って、支え合って、空気が通るように、置く。

この石の両端に、日陰でも育つ植物たちを植えていく。

続きは、明日。

でも、きっと慣れた頃には、もう終わってるパターン。