オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

イノシシの気配に怯える朝。産廃業者の処理価格。

こちらは、昨日植えたじゃがいも畑。2度までもイノシシに食べられてしまった場所。3度目の今回は、ちゃんとイノシシ柵で囲ってみた。収穫まで無事に行き着きますよに。。。明けて、今朝。人間の屋外トレイコンポストの横に、山盛りの糞!人が住むようになったら、イノシシも出なくなるかと思ったが、甘かった。奴らはこっそり夜中にやってきているらしい。この置き土産は、ここはわしらの隠れ家やったのに!とでも、言いたいげで。糞だけなら、まだ我慢しよう。ああ、畑が心配。

工事の後のゴミの山を少しずつ市の処分場へ持ち込んでいる。明らかに工事現場から出たようなプラスティックごみは引き取れないと言われて、ついに産廃業者へ!

実は、ちょっと近寄り難く、産廃業者に行くことを先延ばしにしていたが、ついに潜入。ゴミを見てもらうと、引き取りOKとのことで、ひとまずホッとする。料金がすべて立米計算になるので、できればまとめて持ち込む方が良いだろう、と言うことになり、今日のところは、持ち帰る。産廃業者の引き取りお値段

廃プラスティック8000円/m3

瓦礫10000円/m3

トラックの荷台のゴミを見て、プロがどのくらいの物量かを見て、引き取り価格が決まるのだという。業者の人が、軽トラ一杯で4〜5万円は取られると言っていたのも、頷ける。

鉄は買取りできるとのこと。だが、鉄も、重さではなく、体積での見積もりになる。今回はずっしりと重たい鋳物の鉄くずが多いので、キロ単位で買い取ってくれる業者へ持っていくことにした。<付録>昨日の母。クズの葉をむしって、茎をくるくると丸めてまとめて、他の木の枝にかけておく。それを定期的にパトロールして、新しい芽を常にむしり続ける作戦。母がすごいのは、確かに効果がある!と実感したら、継続する忍耐力を持っていること。来年の夏にその成果が現れる。

 

「雑草ボーボーでも野菜できるのね〜」と、ご近所さんの褒め言葉!

「近所の人と噂してるのよ。雑草がこれだけあっても野菜はできるのね〜って。ww」と、犬の散歩がてら、話してくれたお隣さん。野菜づくりがとっても上手な方だけに、これは嬉しかった!結構、道ゆく人は、我が家の畑を心配しつつ、チェックしてるってことだ!肥料を撒かなくても、耕さなくても、雑草を躍起になって抜かなくても、結構、野菜ができることってことを、畑で体現することが、一番の使命だと思っているから、何より嬉しい。

しかも、日曜日に蒔いた冬野菜の種が、もう芽を出してる!雨もいい具合に降ったし。

これには母も大満足!「自然栽培の種は、発芽率がいいわねえ。値段が多少高くても、これなら納得できるわ」と。吹き抜けについて、思うこと。

そもそも吹き抜けにして、二階にドアを作らなかったのは、ロケットストーブの暖気を二階まで回すため。

空気が回るということは、音も、光も、回るということが、住み始めて気がついた。母の部屋の電気をつければ、廊下までぼんやり明るくなるし、二階の電気をつけていれば、二階の床下にはめ込んだ強化ガラス越しに、一階のトイレ前がぼうっと明るくなる。しかも、台所で水を飲むくらいは、電気をつけなくても済む。LEDの小さな灯り一つでも、家全体の窓から光が漏れる。大きなランプシェードのように発光する家を、外から眺めるのが好きだ。

音については、、、、電話の話し声、いびきまで弾き渡る。音のプライバシーはない。一階と二階でも会話ができるというメリットもあるが。。。。家族構成によっては、吹き抜け作戦は、厳しいかもしれないな、と思う。

冬野菜の種を蒔く

9月上旬に蒔いた、玄関の巨大一枚岩の縁から、クローバーの種から芽がでてきた。秋分の日から2日もオーバーしてしまったが、今日は久しぶりに時間ができたので、一日中、畑へ。夏野菜を整理して、雑草を根っこを残して刈る!夏野菜を植える時は、野菜の種を蒔く場所のみ、小さく丸く草刈りをしたが、今回は全体を刈ってみた。そして、歩く場所を少し掘って、両側に盛っていくことで、こんもり畝を作ってみた。ほんの数センチは耕したことになるのかもしれないが、鍬などで掘り起こしてはいないので「不耕起」ということで。大豆はいつまで置いておけばいいのかなあ。台所で使うヘチマスポンジ用のヘチマもようやく大きくなってきた。

柿も色づき始める。種を蒔いた後に、たっぷりと草マルチをして、本日、終了。晩御飯の時に、お箸がうまく持てないほど、草刈りに燃えた一日だった。ここに引っ越してきて、季節と天気にとても敏感になった。季節は人間の都合なんかお構いなしに、どんどん過ぎてゆく。今のところ、ついていくのに、必死だ。旦那も、ようやく冬の薪作りに本腰が入り始めた模様。

太陽の電気で灯りがついた!!!!!!!

先週金曜日に設置した太陽光バッテリー、ecoflow delta pro。結局、帰宅時に電源を切ったので、その後の充電はゼロ。月曜日の今日、大雨が上がった午後3時に再びバッテリーの電源スイッチオン。左38%、右68%でスタート。天気はかなりの曇り。時々雨。

電灯の回線に接続して、点灯してみようということに。

照明器具の付いているところだけでも、帰るまで点けっぱなしてみて、どのくらいバッテリーが減るか試してみることに。

ところが、意外に充電が溜まっていく!? 太陽なんてほとんど出てないのに!

照明器具に繋がっているのは、右側のバッテリー。右も少しずつだが、電気をプール。左はメキメキとプール。

5時の時点で、左が55%、右が87%までプールできた。何度も言うが、こんなに曇り空なのに!!!!週末に届いた電気ソケット、電球を早速セッティング。

【引っ掛けシーリング電気ソケット】

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3個セット3,780円

【LED電球26型60W】

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6個セット1,999円

見よ!これが太陽が作った光だ!湧き上がる拍手。外からチラリと見える電球の光も、素敵。思ったよりも白熱の電球に近い光り方をしている。LEDも進化しているんだなあ。こちらは17E 40w。ちょっと明るすぎるくらい。雨の日は、畑には入らない。濡れた土の上を歩くと、土が固くなってしまうらしい。イノシシフェンス越しに、2日ぶりの畑をチェック。こうしてみると、随分、理想の自然栽培の畑の姿になってきたような。

なすとズッキーニ。大豆がいちばん元気!人参は雑草に負け気味。枯れる寸前だったささげの苗がここまで元気になった。こちらはケールとししとう。両脇を固めるのは、麦。一階の端のパントリーという名の倉庫部分。ついに養生を取る日が来た。これで床に亜麻仁油を塗れば、今、仕事小屋に突っ込んでいる母の大量の引越し荷物をここに移すことができる。今週のミッション。

大工I氏の先週までのロケットストーブ成果。7段目。そして本日は午後からの作業で8段目!燃焼室は全面モルタル仕上げ!とにかく日々コツコツと。本当に忍耐強い人だなあ。

 

念願の木枠ペアガラス窓

今週に入って、建具屋のMさんが現場にて作業してくれている。私たちがペンキを塗った枠に(外から見たら白。部屋の中からは木目!)、ペアガラスを入れて、一枚ずつマスキンテープを貼って、雨が入らないようにコーキング作業。二日目かけても、まだ終わらない。。。。

建具屋のMさんに窓作りをお願いする前に、いわゆるサッシ屋さんを見学して、聞いてみた。「木製のペアガラスの窓にしたいんですけど」。答えは「うちではできません」。ペアガラスの厚さに合わせて、分厚い材料を用意して加工するのがネックだった。いくら考えても、サッシは嫌だ。ごく近所の建具屋さんのMさんが快諾してくれて、本当に救われた。

Mさんの普段の仕事は、障子や引き戸、ドアなど。サッシをオーダーする時間がないものや、木製にこだわる人のオーダーで結構、忙してくしているとか。とは言っても、全て部屋の中で使うもの。「外部の窓に木枠を作ったのは、初めてです」と笑っていた。よくぞ注文を受けてくださいました。Mさんの職人の歴史に、うちのちょっと変わった注文が輝かしく刻まれたのだ。マスキングテープの色が見たことのない澄んだ水色だったので、聞いてみたら、やはりガラス専用のマスキングテープとのこと。そんなものがあるとは!左官ファミリーは、外壁の2回目の下地。あと、下地をもう一回塗って、漆喰で仕上げる!母が人生初めての人参の種を蒔いた。

母も不耕起栽培の農家さんを見学したことがあるらしい。不耕起栽培で農家として商売するのは難しくても、自家消費の野菜ならできる。と、確信したらしい。

日々、土を触って、ますます元気になってほしい。母が転入届を出したので、手作りポストを設置。

 

家具の再生 第二弾

雨降り。

二つ目の家具を再生する。まずは躯体の拭き掃除。2時間かけて躯体を拭き掃除したら、綺麗になった。軽くサンダーマシーンで削った扉とも合いそうなので、躯体は削らず、このまま活かすことに。残りの扉に、サンダーマシーンをかける。
早速、仕事部屋に設置。段ボール箱に詰め込んでいた照明器具コレクションを並べてみる。整理整頓したら、無くしてしまったと思っていた照明のビスも出てきた。大工のIさん。ついに、ロケットストーブの構想がまとまったらしい!レンガ部分と漆喰部分の境界線が決定。漆喰部分がやや増えたので、下地のMボードをパッチワークのように追加。玄関の内側のドアもレールにはまった。ドアの蝶番の付け替えも完了。夏野菜を植える準備もしなくては。膝まで伸びたクローバーやすいばを手鎌でカット。風になりきって鎌を振り回す”風の草刈り”で背丈を短くする。あとは、植える時に、苗の周囲のみ地面ラインで草刈りをする。雨だったこともあり、バッテリー小屋の屋根から流れ落ちる雨水が気になる。屋根のラインで地面に水が溜まっていたので、軽く溝を掘って他の水脈に連結すると、溜まった水が流れだす。ひとまず応急措置。後日、しっかりと溝を掘って、割れ瓦を詰める予定。猪柵を購入。行政から補助金がもらえるので、毎年、少しずつ柵を増やしていこう。今年はこの畑を囲ってみようかと。

家具の再生一日目 とにかく削る!

本日気づいた大工のIさんの痕跡。

洗面台の下に引き出しがついていた。玄関扉のひどい歪みを矯正するために、鉄板で補強。素人チームは、昨日、引っ張り出した食器棚の再生に取り掛かる。この食器棚は元々、この屋敷で使われていたもの。大きさも手頃だし、表面は無垢板。ニス仕上げは気に入らないものの、無垢板なら表面を削り甲斐もあるし、大変身するに違いない!と、大切にキープしていた。この食器棚に入る量の食器しか使わないつもりで。

ペラペラのベニアを替えたり、引き戸の滑りをよくしたり、ガラス戸に替えたり、外れかかったあれやこれを固定し直せば、安っぽさも消えて、かなりいい感じになりそうだ。

今日は、日がな一日、120番の紙やすりでひたすら表面を削った。機械のサンダーでなかなか均一に削れず、結局、手作業。時間はかかるが、みるみるニスが落ちて白木の状態になるのが面白くて、夢中で削った。亜麻仁油で仕上げるのが楽しみで仕方ない。

左/before 右/after本日の成果。上段のベニア仕上げの扉は、ガラスに替えよう。家具の再生は続く。イノシシに食べられたと思っていたじゃがいもだが、結構、生き残っていた。すでに花をついている!