オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

パントリーに蟻が大発生!

薄々、知っていた。パントリーの床の上にチラチラ籾殻が散乱していることを。

我が家の床下断熱材は、有機栽培の籾殻。床下に作ったもう一つの床下(?)との間に、籾殻を10cmぐらい詰めている。石油製品の断熱材、スタイロフォームを敷くのがどうしても嫌だったのだ。籾殻なら自然素材だし、0円だし。

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結構、初期の頃から、アリがちょこちょことその籾殻を床の上まで運んでくるようになったのが、ここんところ、ちょっと無視できない程の量になってきた。断熱材がなくなってしまっては困る!

恐る恐る色んな家具を片付けて、掃除をしてみたら、こんなにもたくさんの籾殻。床に置いた野菜かごや、乾燥中の枇杷の葉なんかを、拾い上げみたら、いるわ、いるわ、、、、、自由自在にパントリーを歩き回るアリたち。ゾッとした。老眼であんまり見えてなかっただけだ。
推測した原因は二つ。

パントリーがあまりに汚い。大工道具からタオルから食品からいろんなものを突っ込んで、カオスになっているので、保存食が溢れたり、溢れたりして、水分が床下に染み込むこと数回。美味しいエキスを吸い取った籾殻が、アリのカッコウの餌になったのか、アリのアンテナに見つかってしまったのだろう。ずっと後回しにしてきたパントリーの大掃除の時が来たようだ。もう一つの原因は、床下に這わせた電気配線を、分電盤にまとめるために、床下と床上がダイレクトに通じる穴が空いているのだ。当初、電気の配線周りの穴は、見事にぽっかり空いていたのだが、住み始めてすぐに、寒さ対策と、ネズミ対策のために、木材で塞ぎ、100円ショップの粘土で塞いだ。でも、蟻には効かなかった。

<before>この細かい穴を塞ぐために、壁と柱、床と壁のわずかな隙間に、シリコンを注入。

<after><before><after>柱と壁の隙間は、後日。

それにしても、床下籾殻ワールドに、巨大な蟻の巣ができていたらどうしよう。本当にゾッとする〜。

 

秋の準備。錆びたキッチンストーブを磨く!

キッチンストーブは、夏の間は、全く使わない。夏の間は、鍋やら食材やらの置き場になっていて、気をつけていてもすぐに錆てしまう。

一気に秋めいてきたので、そろそろキッチンストーブの準備。10月に入ったら、肌寒い夜には、部屋を温めるストーブとして、キッチンストーブに火をつけることになる。

まっ茶色になって錆びていた天板を、ヤスリで磨いて、雑巾で拭き取ったら、黒い天板に戻る。そして、油を薄く馴染ませて完了。だけど、煙突掃除がまだできていない!

 

9月10日の花図鑑

我が家のハーブティーに欠かせないマリーゴールド。今年は自生に任せたが、あまり増えず。家中あちこちにニラ。まとめてニラ畑を作りたいが、どうもまばら。ラベンダー。そういえば畑のバジルも花がついてた。タマスダレ。雨が数日降った後にニョキッと咲き始めるらしい。そういえば台風騒ぎののち、一斉に花が咲いた。

 

2025年10月から使うための薪を割る

台風が過ぎてから一気に秋っぽくなった。台風前までは全ての窓を全開にして眠っていたのに、昨晩は全部閉めて寝た。今晩も真夜中前、半袖のパジャマでは、ちょっと肌寒い。外気温は23度。室内は26度。10月末にはストーブをつけるのだから、当たり前か。

長期出張ばかりだった旦那が、まずやった家の仕事は、薪割り。2024年冬の薪はすでにあるが、2025年度分を早く作らなくては、丸一年乾燥させることにならないのだ。

まずは、道具フェチの旦那、3代目チェーンソーを新調する!

1代目はメルカリで買って、1年使ってみたものの、不調。修理に出すも不調。く〜。2代目は安い価格帯のものを買ったが、巨大な杉の木を切って、モーターがご臨終。安い価格帯のものは、修理代金が新品を買うよりも高いと言われ、断念。ぐ、ぐ〜。

そして3代目。うちの森の整備に必要なスペックがようやくわかったので、少し頑張った価格帯のチェーンソーをついに購入。はあっ。初めての斧も購入。楔を使って丸太を割りたいときにはハンマーにもなるやつ。光熱費はかからない暮らしとはいえ、こうして道具がどんどん増えいくのだ。。。。安全で頼れる道具こそが、森暮らしの必需品!そして、年に数回使うだけの道具を美しく保管するか。それが最重要課題だ!

デキる道具と元気な旦那のおかげで、一日の仕事でこの薪棚の半分が、新しい薪で埋まった。一年で使う薪はこの薪棚✖️2.5 個。年に5日の薪割りで一年分賄える計算になる。

9月中に、あと4日、薪割りしてくださいー。

リンナイのコンロはLPガスが長持ちする!

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我が家の光熱費はLPガスのガスボンベ充填費3300円のみ。大体、1ヶ月でなくなるので、月々の光熱費は、3300円という計算だったのだが、なんと!リンナイのガスコンロに替えてから、なかなかなくならない。それでいて、先代の業務用コンロよりも、お湯が早く沸く。あっという間に沸いてしまう。それなのに、ガスボンベが1ヶ月半も保ってしまったのだ。すごい!

光熱費2200円を記録。

満充電バッテリーを空っぽにする実験と、ドライヤー実験。

我が家の太陽光発電システムの要になっているのは、ポータブルバッテリー『Eco  Flow Delta Pro』。本体2台、サブ2台。3,600w✖️4台=14,400w。

夏の間は、夜が明けても電気は余りに余っていて、お昼を待たずして、あっという間に満充電。お昼の間、洗濯を回しても、アイロンかけても、掃除機かけても、ほぼ100%をキープして、日暮れる。

この数ヶ月、悩まされていたのは、100%が続くと、バッテリーから家へ電力を送る回路が勝手に切れてしまうこと。小さなボタンを一つ押せば、すぐに復旧するものの、洗濯途中で止まり、また最初からスタート、って事件が多発し、母からも「なんとかならんのか」と、ついに苦情が出る。

通電が切れるのはいつも決まって片方。確かに不調だが、修理に出すのも面倒。100%が続きすぎるせいかもしれない、と、推理し、2日ぐらいかけて、一度、バッテリーを空になるまで、使い切っててから、充電してみたら、やはり改善した。

真夏は、本体1台とサブ1台だけ稼働させて、残りは太陽光パネルとの接続を切って、お休みスタンバイさせてもいいのかもしれない。

もう一つ、初めてドライヤーを使ってみたことも、大きな出来事のひとつ。

実はこの家を施工する前に、四国のオフグリッドハウスを見学した。そこで出会った女性曰く「オフグリッドのために、ドライヤーを諦めたくないので、ドライヤー専用の小さなバッテリーを買いました」と。

普段から私はドライヤーを使わなかったので、オフグリッドにドライヤーは御法度。だと思い込んでいた。

が、近頃、美容師さんに「少しでもドライヤーを使ってみたほうが、髪の毛は綺麗になるかも!」と言われて、はたと気づいた。うちのバッテリーはあんなに電気が余っているんだから、使えるはず!と。

昼間にバッテリーのコンセントに直接差して実験。

結果、何の問題もない。

バッテリーの出力が3000wのところ、ドライヤーだけで1200w近くを消費するというだけの話だったのだ。他の電熱&モーター式の電化製品と同時に使うと、出力過多でバッテリーが止まってしまうというだけの。。。

同時多発さえ避ければ、電子レンジでさえも、きっと使えるはず。

雑草の生命力たるや!3回目の夏の記録

一番、草刈りが追いついていないのは、母屋の東側の庭。梅雨前に一度、風の剪定をしたものの、気がつけば、イネ科の雑草が、もう胸の高さまで。入り口付近が美しいのは、母が手入れをしているから。母の大切な茜の養殖場となっているので、お手入れもマメに。クルミイチョウもウメも、みんな雑草に飲まれてる!やばい!汗だくで果樹の周りだけ草を刈る。こちらは西端の果樹園。こちはご近所さんが通る道にも面しているので、草刈りしてほしい、車が通れない、などの苦情もあり(汗)、まだマメに風の草刈りを施しているエリア。だが、ちょっと目を離した隙に、お茶の垣根が、葛に飲み込まれていた。葛との戦いはまだまだ続くなあ。ジャガイモを植えていた名残のイノシシ柵エリア。ちょっと目を離した隙に、葛は絡みむし、柵のそばは草刈りにしくいし。柵の真ん中にはアーモンド。こちらは母屋の西側の中庭。周りの木が大きすぎて、あまり日の当たらない小さな木たちも頑張っている。イチヂク、ニワトコ、りんご。母屋の周囲。「渓谷」をテーマに作った水脈も、二年目の夏を迎えて、それらしき姿に。南側の道路から眺めた畑の図。

イノシシ柵に這わせたブラックベリーが大繁殖。

去年、舗装したばかりの道路と我が家の側溝の間も、すっかりボーボーに。同じく、南側の道路から見た母屋サイドの図。今年は柿が枝垂れすぎて、風通しがイマイチ。枝垂れた柿と母屋の間のエリア。ここに我が家の下水が流れ込むので、雑草の繁殖もすごい。だけど、手に負えないイネ科の雑草というよりも、手で引っ張っても、すぐに抜けてしまう、柔らかい系の雑草。確かに、我が家で一番、水分が豊かなところ。植生が違っても不思議ではない。玄関前の森の小径エリア。石畳も瓦畳もすっかりと雑草に覆われてしまった。母屋と仕事小屋の真ん中エリア。あまり車を動かさない、といっても、やはり、車が走るところには、雑草が生えない。このエリアに5本のブルーベリーを植えているものの、とれたブルベリーは10粒程度。制定を間違えたのかなあ。仕事小屋は、大きな茅葺き屋根を解体して建てた。だから、小屋の周りは、ツルツルてんてんの裸地だった。でも、あまり車を停めないようにしていたら、2年ですっかり雑草ランドに。犬小屋完成。わんこは見向きもしないけど。真夏に咲いているのは、このヤブランと大豆の花。