オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

危うく、3代目のチェーンソーを買うところだった!

初代チェーンソーは、大工のI氏から聞いた品番で、メルカリにて中古で購入。しばらく使っていたけれど、動かなくなった。

二代目チェーンソーは、近所の正規代理店のセール中に3万円弱で購入。3回使ったところでこれまた壊れる。二人で手を繋いでも回せないくらいの、大きな杉の根元を切っている時にエンジンが壊れた。どうやらチェーンソーの能力に合わないサイズに手を出してしまったらしい。正規代理店に持っていくも修理代が3万円強かかる、とのこと(涙)。

来冬分の薪をジャンジャン集めなくてはならない今、どうするべきか悩んでいた時に、大工のI氏から「2代目のチェーンソーは初心者初代の型番なので、直せない。でも、初代のチェーンソーなら、ここに持っていけば、きっと、直せるはず」という情報をゲット。

家からドライブすること1時間。1週間預けて、直った。修理代12,133円。

原因はキャブレーターの不調。パーツをあれこれ付け替えて、蘇った!!!!!直せる技術を持った人が、近場にいることの、ありがたさよ!

 

春のストーブは燃えにくい。太陽はもう夏の気配。

4月に入って、暑いぐらいの陽気が続き、夜もロケットストーブを焚かない日が続いた。でも、肌寒い夜も、再びやってくる。

それが昨日だった。夜8時に帰宅すると、部屋の温度は10度。外と変わらない。そこで、キッチンストーブとロケットストーブを一気につけて、部屋を温めようとしたら、トラブル発生。

まだキッチンストーブは煙突がすぐそこなので、燃えるのだが、ロケットストーブは煙突まで遠いので(ベンチやベッドを温めてから排出される)、冷え切ったロケットストーブに火がつかないのだ。いつもなら大丈夫な感じで燃えていたので、安心して目を離すと、いつの間にか火が消えている、一酸化炭素が炉内に充満する感じ。勢いよく燃えるはずの杉っ葉ですら、もう火がつかない。火をつけようと扉を開けても、もわもわと煙が吐き出されるばかり。慌てて扉を閉めても、吸気口から煙が逆流、あっという間に部屋の中が煙で真っ白になり、家中の窓という窓を全開にしなくてはならなかった。寒いっ!

そんな時の対処法。外の煙突の点検口を開けて、バーナーを噴射する。下向きの点検口を開けると、モワモワと煙が落ちてくる始末。煙の中にバーナーの火を突っ込むと、一瞬で火が消えるほどの消化パワー!重たい煙が煙突のてっぺんから出るようになるまで、ロケットストーブ全体の上昇気流ができるまで、根気強く噴射を続けるしかないのだ。こんなことなら、毎日、焚いておくのだったと後悔。

昼間の気温は25度ぐらいまで上がっていたが、夜の気温は13度。今晩もバーナー片手に上昇気流を作り、部屋を温めて、室温は20度。まだしばらくは毎晩、火をつけることにする。

気温はまだまだ肌寒いが、太陽の方は、確実に夏へと向かっている。日も長くなって、太陽光発電も問題なし。太陽光温水器の温度もいつの間にか70度まで上がっている。シャワーができる季節がやってきたのだ!

 

4日連続雨でバッテリーはほぼゼロ。

春は菜種梅雨。雨が多い!悔しいが、流石に4日連続で雨が続くと、さっぱり足りない。そんな時に限って、パソコン仕事をしたい主人と、夜にNETFLIXを見たい娘。というわけで、今年初の、バッテリー充電に、半日費やす。

スーパーの駐車場にある無料のEV充電ステーションまで車で20分。久しぶりに行くと、最新型の高速充電の機械が増えていた。うちのバッテリーに合う古いタイプの充電器が撤去されてしまわないようにう祈るばかりだ。雨が上がったら、昼間は真夏のような暑さ!でも、夜はロケットストーブを焚かないとやっぱり肌寒い。ロケットストーブに火が入っている時間は夜7時から10時ぐらいまで。真冬の3/1ぐらいになったけれど、毎日、火を入れている。室外は10度前後、室内温度は20度を超えていて、セーターなくても快適。

2ヶ月分の薪をゲットしてほくほく!

昨晩、facebookで「木のいる人は、どうぞ!」という薪情報を目撃!近所だったので、今朝、早速、軽トラを走らせ、トラック一杯=約2ケ月分の薪をゲットした。ありがたい!雑木林なので、いろんな材木が揃ったバラエティーセット。そこを、煙突掃除が大変になる松をよけ、すでに腐った軽い木をよけ、薪に最適な重い硬い木ばかりを贅沢に選りすぐって、トラック一杯。薪は量より質!

行き帰りの夫婦の会話は、「山が欲しいなあー」。

夏野菜の準備に取り掛かる!熟成させたコンポストの土を苗床に。さらに畑にも肥料的に撒いてみた。

ちなみに半年強、熟成させたコンポストの土は、真っ黒。そして全く匂いがないことに驚く。今、畑でいちばん元気なのは、パン屋さんに分けてもらった小麦。これが収穫できたら、パンと物物交換しましょう!という素敵なご提案。手をかけなくとも、順調に育つ小麦を見て、来年は畑を借りて、小麦畑でもしようかと妄想。今まで麦を育てる最大の壁は、収穫した後の小麦にするまでの過程だった。小麦の種を撒いて、収穫するだけで、途中の脱穀、製粉、パン作りの過程をワープして、美味しいパンを手に入れられるなんて、最高!スナップエンドウの支柱づくり。近所の人にもらった藁を使った支柱は、我が家のバイブル『自然農・栽培の手引き』を参考に。https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E3%83%BB%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D-%E9%8F%A1%E5%B1%B1%E6%82%A6%E5%AD%90/dp/4861241243/ref=asc_df_4861241243/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=296055935407&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=3622829832710354236&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9175547&hvtargid=pla-717927055392&psc=1&mcid=9fef53971dfc391bbb9e7bfa6c69c803&th=1&psc=1まだまだ氷点下になる天気予報にびびって、苗床にはまだ種を下ろしていない。畑に直接、ミックスサラダの種を撒いてみた。

仕事しながらの一人オフグリッド生活もできる!

年始から始まった、真冬2ヶ月の旦那不在のワンオペ・オフグリッド生活。早いもので、残すところ、あと10日!結果、ワンオペではなく、母がかなり頑張ってくれたので、1.3オペ程度の実力は発揮できた。母は、私が仕事に行っている間に、いつも森に入って、段ボール箱満タンの杉っ葉を集めてくれた(この杉っ葉は、薪生活のお守りのようなもの。これがたくさん手元にあるというだけで、火付けも落ち着いて、焦らずできる)。夕方に帰宅すると、すでにロケットストーブが燃えていることも多かったし、朝一番にロケットストーブの煤けたガラス窓をピカピカに拭き上げてくれた。心置きなく燃やせる薪がきちんと揃ってさえすれば、仕事しながらの一人暮らしでもオフグリッド生活もなんとかできる!これが結論。

太陽光発電に関しては、本当に天気次第。ワンオペ中に、4~5日続く雨天気が2回。そのどちらも、朝起きたらバッテリー残量1%という日もザラにあったが、なんとか停電になることなく、重たいバッテリーを運んでEVステーションに持ち込むこともなく、冷蔵庫の電源を切ることなく、夜のNetflixを我慢することなく、持ち堪えた。もうダメだという時に、カラッと晴れるのは、もう「神様ありがとう」と言うしかない。晴天時の発電量は、夏を彷彿とさせるほど力強い。節分を過ぎれば、太陽の力を信じても大丈夫だ。あと、生後5ケ月のワンコも頑張ってくれた。夜に庭に出ると、真っ暗な森に動物の気配がすることもしばしば。明らかに猪の家族が来ている!という新月の夜、私は恐怖に慄いて家に駆け込んだのだが、怖がりのはずのワンコが単独で猪家蔵を追跡!本能ってすごい。その後、2週間ほどは現れていない。どこまで効果が続くのか。

綿の敷布団の打ち直し@12,950円

今住んでいる家にも、リフォーム前には、押し入れいっぱいの寝具が入っていた。その全てを捨てたのだが、実はちょっと後悔していた。古い時代の綿だし、綿のクオリティーは今のものよりも良いかもしれない。一枚ぐらい打ち直しすれば、クッションにもできたものを、と。ものすごい量のゴミを出した罪悪もあった。

という思考回路で、古民家を買って改装するという友人宅から、古い綿の布団をもらって、打ち直しに出してみることにした。打ち直せばいつまでも使えるというサステナブルな綿布団の魅力を実証。

打ち直し 一枚12,950円

<before><after>

まるで掛け布団のようなふわふわの仕上がり。寝ているうちに落ち着いてくるとのこと。

ablabo.で椿油&お茶油を圧搾してもらった。

我が家で採れた椿の種と、お茶の種。どちらも1kg前後。ablabo.アブラボさんに圧搾してもらった。届いた油がこちら。

どちらかというと、お茶の実の方が多かったのだが、お茶の実の油成分が少ないようで、椿油の方がたくさん仕上がった!

【茶の実】原料投入量:1,110g / 採油量:80g / 搾油率:7.2%

【ツバキ】原料投入量:908g / 採油量:162g / 搾油率:17.8%高い油についたわけだが、油になっただけでもよし!とする。

一緒に送られてきた、油カスをみると、まだまだ絞れそうな気がするが、少量で絞ることがそもそも難しいらしい。何度も圧搾機にかければ、もっと絞れるだろうが、圧搾機にかけることが手間がかかるらしい。

ablobo.アブラボさんから、効率よく油を抽出するための、今後のアドバイスもいただいた。

⚫︎種皮をむいて、中身だけにする(中身は実は空っぽ、という種も多いとか。でも、これは手間すぎるので、できるだけフレッシュな種を見極めることとしよう)

⚫︎もう少し乾燥させても良いかもしれない。自然乾燥なら、やってやりすぎることはない。

とのこと。

あとは、来年の種採集は、3kgを目標にする!できれば5kg!そうすれば採油率がもっと上がるはず。そして、この油かすが、最高の肥料になる!だけど、この油かすを目指してイノシシがやってくるらしいので、毎日面倒臭がらず、しっかりとイノシシ柵を締めて、立ち向かおう!