薄々、知っていた。パントリーの床の上にチラチラ籾殻が散乱していることを。
我が家の床下断熱材は、有機栽培の籾殻。床下に作ったもう一つの床下(?)との間に、籾殻を10cmぐらい詰めている。石油製品の断熱材、スタイロフォームを敷くのがどうしても嫌だったのだ。籾殻なら自然素材だし、0円だし。
結構、初期の頃から、アリがちょこちょことその籾殻を床の上まで運んでくるようになったのが、ここんところ、ちょっと無視できない程の量になってきた。断熱材がなくなってしまっては困る!
恐る恐る色んな家具を片付けて、掃除をしてみたら、こんなにもたくさんの籾殻。床に置いた野菜かごや、乾燥中の枇杷の葉なんかを、拾い上げみたら、いるわ、いるわ、、、、、自由自在にパントリーを歩き回るアリたち。ゾッとした。老眼であんまり見えてなかっただけだ。
推測した原因は二つ。
パントリーがあまりに汚い。大工道具からタオルから食品からいろんなものを突っ込んで、カオスになっているので、保存食が溢れたり、溢れたりして、水分が床下に染み込むこと数回。美味しいエキスを吸い取った籾殻が、アリのカッコウの餌になったのか、アリのアンテナに見つかってしまったのだろう。ずっと後回しにしてきたパントリーの大掃除の時が来たようだ。もう一つの原因は、床下に這わせた電気配線を、分電盤にまとめるために、床下と床上がダイレクトに通じる穴が空いているのだ。当初、電気の配線周りの穴は、見事にぽっかり空いていたのだが、住み始めてすぐに、寒さ対策と、ネズミ対策のために、木材で塞ぎ、100円ショップの粘土で塞いだ。でも、蟻には効かなかった。
<before>この細かい穴を塞ぐために、壁と柱、床と壁のわずかな隙間に、シリコンを注入。
<after><before><after>柱と壁の隙間は、後日。
それにしても、床下籾殻ワールドに、巨大な蟻の巣ができていたらどうしよう。本当にゾッとする〜。