オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

噂の「道法さん」の、衝撃の本が回ってきた。

先日、友達が本を持ってきてくれた。周りでチラホラと噂を聞くようになった「元JA職員の道法さん」の、掟破りな農法について取材された本『マルノウのひと』。

教えは至ってシンプル。「剪定は立枝のみを残す。枝葉を縦一本に縛ると、農薬も肥料もなしで、豊作になる」という農法もおもしろすぎるし、科学的裏付けもかっこいい。そして何より、その結論に至ったまでの、道法さんのJA時代の話が面白い。今、日本中の農家が信じている、JAが説いた正しいとされる慣行農法に、まず疑問を持ち、研究を重ね、ついに農薬も肥料もなく、手抜きで甘いみかんを育てた人の言葉は重みがある。その道法さんの言葉を信じて、無農薬、無肥料で、美味しい作物を作り始めた人々の人生も、大胆で自由で、それぞれに面白すぎる!この著者である金井さんという人の文章がまた小気味よくて爽快。まさに、私の目指す「パンク」で「オルタナティブ」な生き方が詰まった本。これはどんどん回覧して、布教活動をしなくては!

雨が止んだら、ブルーベリーやブラックベリー、リンゴやキウイ、葡萄、、、どんどん紐で縛っていこう。そう、ついに梅雨入りしてしまった。太陽光の電力に依存している我が家が、太陽光の角度がなくなる真冬の次に恐れる季節、それは梅雨!

6日連続の雨予報を見た時は青ざめたが、2日に一度ぐらいは、数時間でも薄曇りや、晴れ間があるだけで、充電は100%になってくれる。やはり、夏至間近の太陽はパワフルだ。恐れていた梅雨も、この調子で乗り切ってくれますように。