オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

チリ製キッチンストーブがやってきた!

https://www.el-campo.net/yunque

ログ工房EL CAMPOより、キッチンストーブが届く。この会社は、日本で唯一、チリ製のキッチンストーブを輸入している。

送料込みで40万円。

ヨーロッパ製のキッチンストーブよりも破格に安い。

一番安い20万円クラスのキッチンストーブにするはずが、煙突の位置が問題になり、40万円クラスの商品を買うことになった。

総重量145kg。木枠でしっかりと梱包された商品は、最寄りの西濃運輸のステーション留め。軽トラックをレンタルして迎えに行った。トラックへは、リフトで乗せてもらえるが、現場で部屋までどう運び込むのか、それが問題。

結局、午前中いっぱいかかって、2.2人足でなんとかキッチンに運びこむ。

木枠をつけたまま、足場板のスロープでなんとか着地。その後は、竹や丸い木材をコロにして前進。天板や引き出しをできるだけ取って軽くする。すると、内側のサビがあちこちに見えてきた。「そこはチリ製だから」と、笑ってスルー。部屋に入る前に、気になる錆部分に「耐熱塗料」を吹きかける。今までは、マットな仕上がりが好きで、鉄製品に吹きかけるマットな黒のスプレーペンキとして使っていたが、今度は正真正銘、機能通りの使い方!足場スロープでなんとか廊下まで来たのだが、このままではキッチンのドアを通らない。梱包の木枠を解体。商品を裸にして、丸い木材をコロにしつつ、搬入成功!キッチンストーブの存在感が、思ったよりも小さくて、安堵。。。も、束の間、またもやタイル問題。ストーブを置いてみると、ややタイルが足りないではないか。。。左官屋Yくんに三度目のお願い。「今のタイルの下に、もう一コマずつ一列、タイルを足してほしい!」。さて、いいお返事は来るだろうか。素人ディレクションは、これだから職人さんも大変。本当に二度手間、三度手間をかけてしまって、すみません。大工のI氏のロケットストーブ。中央が燃焼室。その上の小さな四角が煙道。そのほかはパーライトを埋めて、断熱。左の穴が、ベンチへと、煙が抜けてゆく道。本日は6段目。三角柱のようなカット加工もすべて手作業。本当にコツコツと積み上げる、大工のI氏。なんとか、素人でも手伝えることはないか、聞いてみたが。「ないですね。煙が漏れたりしたら大変だから」。それはそうなのだが。。。もう一度、食い下がると、耐熱モルタルの拭き取り作業をゲット。耐熱モルタルは乾いてからでも水分を足すと、こびりついている汚れも取れるらしい。「完成後、最悪、少し割れたり、煙が漏れたりしたら、自分で耐熱モルタルを水で溶いて、塗りこめてください」。素人チームは、ゴーヤを植えたり、草刈りしたり、薪を作ったり。そのほか、電気屋さんもちょこちょこと作業してくれている。

こちらは玄関入ってすぐの、飾り棚。E17サイズの小さな裸電球をシンプルに灯したい。というリクエストに応えてくれた。そう!このイメージ!分電盤の設置。建具屋さんも、勝手口のドアの取り付け、足場が邪魔して作業できなかった箇所の仕上げに来てくれた。裏口からキッチンまで、どどーんと見渡せる感じが好き。お昼休みに、ご近所の家具屋さん御一行が訪ねてきてくれた。「薪の相談もしたいし、いつか訪ねていこう」と、思っていたお店。向こうは向こうで、ずっとうちのリノベーションが気になっていたらしい。共通の友達もたくさんいて、みんなナイスガイ。田舎暮らしも、こんなメンツがご近所さんだなんて、面白くなりそうだ。