朝イチ、現場に来てくださったのは、足場屋さんの営業マン。
今月23日に足場を一度解体して、ロケットストーブとキッチンストーブの煙突設置用に、屋根の上まで届く足場を二箇所に再構築してもらう。幅や高さ、壁からの距離を打ち合わせ。解体から再構築まで午前中で終わってしまうでしょう、という営業マンの予想。一階からは手が届かない窓の開け閉めのための空中廊下を何で作るか悩んだが、足場の網板を閃いた時は、我ながらナイスアイデアだと思った。中古のスチール製の踏み板なら、錆びた雰囲気が好きだし、木製の足場板のように一階が影になってしまうこともなく、いろいろ引っ掛けても使えそうだし、、、。
その2枚の踏み板のお見積りをもらう(すでに設置済みだが)。
中古踏み板 5,600円×2枚=11,200円
オークションサイトでも探してみたが、ロットが大きすぎたり、送料が高かったり。現場で使われている踏み板を譲ってもらえて、助かった。
左官ファミリーに「これは常設の足場板です」と伝えるのを忘れていたので、漆喰の作業にも気を遣うことなく、ヘビーユースに使ってもらえた。そんなわけで、そもそもペンキの汚れや錆やヘタリがあったのだが、漆喰の垂れも加わり、さらに味わい深い踏み板に成長した。午後からの水道屋さんが来る前に、大工のIさんと左官屋と、玄関の三和土の相談。
奥行きは、玄関の屋根よりもやや内、1150mm。コンクリートに雨が当たると、思い切りハネが上がるから。
玄関の内側は敷居と水平に。敷居より外部は、母のために傾斜をできるだけゆるやかに、ということで、1150mmの奥行きで40mmの傾斜。
建物の屋根から雨が落ちるラインの内側に雨水を流すための犬走を掘るので、お風呂やキッチンの排水パイプは、さらにその内側、建物の際を掘る。
玄関に向かって土地が下がっている部分には、三和土に向かって土を盛ってフラットにしてみる。
現状の三和土は大きく盛り上がって、砕けてしまっている。コンクリートを解体して、その元凶を突き止める。植物の根っこなら、申し訳ないが、大手術が必要。大工のIさんは、工事が始まった時から、建物の床下が、周りの土地からとても低くなっていることを気にしてくれていた。
大地再生のワークショップに参加経験のある三人で文殊の知恵。どうしたら、建物に湿気がたまらないか。水の流れをどう導いたら、良いのか。知恵を振り絞って、なんとか解決策を得た。実際の水の流れを見ながら検討。雨降りの日でよかった。左官屋Yくんは本日単身作業。キッチンのタイルを張り込む。
昨日、搬入した業務用シンクを見ながら、ああでもない、こうでもない、と、高さを決めた(アジャスターが付いているので、高さが変えられる)ものの、高さを実際に現場で落とし込んでみると、新たな問題が。電気のコンセントが、業務用シンクとカチあって使えなくなることが判明。結局、コンセント優先でさらに数センチ下げて高さを決定。
窓の位置を決めるときも、だいたいこんなもんかなー、と、鉛筆で描いたラインでアバウトに決定したものだ。後々起こる事態を詰めて考えるって、難しいなあ。数センチラインを下げて作業開始。細かい隙間用にタイルをカット。お昼過ぎには、サクサクっと三面のタイルが貼られていた。早くこの養生紙を剥がして見てみたい!!!井戸からの給水と家からの排水を整えてくれる水道屋Kさんも登場。
井戸の輪がまだないが、ポンプを設営できるのか。
→ポンプは井戸から少し離れたところに置くので問題なし!しかも先代のポンプに繋がれていた井戸からの組み上げている配管もそのまま使えるはず。クリア!
大地再生の会ワークショップで掘った、大切な水脈。これを犯さないように給水のパイプを土中配管できるのか。
→少し掘れば、昔の給水パイプが出てくるはず。苦労して一から土を掘って配管しなくても、それを生かした配管ができるはず。多分、、、、クリア!
玄関の三和土が先か、排水工事が先か。
→足場が取れたら、まずユンボで排水工事。排水管を土中に収めてから、玄関の三和土に取り掛かることに。
機械で掘るならついでに、屋根から落ちる雨水のための溝も、同時に掘ってもらえるかどうか。
→OK!クリア!
昨日買った業務シンクにカランをつけられるのか。
→90cm幅の業務シンクを買うことは当初から伝えていたのだが、カランの施工については詰めが浅かった。壁を厚く立ち上げる施工だと思っていた、とのこと。その厚い壁の中にカランの配管を収める予定だった、と。ステンレスシンクのエプロン部分に穴をあけて蛇口をつけるのだが、後ろの配管が邪魔になって、壁面からやや空間が開くかもしれないという問題発生。できるだけ省スペースに収まるパイプを探してくれるとのことだが。。。さて、どうなるのか。
肝心のスケジュールは、、、、「6月中になんとか工事できるはず」♡