数日前、大地の再生講座の後、ヘロヘロになりつつ、大量の写真を見ながらブログを書いたが、点穴の処置方法について、さらっと書きすぎたな、と反省。誰にでもできる方法だから、もう一度、書こう。もっともっと大地再生の技術が広まることを願って。
点穴。これは大地再生の哲学として、かなり重要。大地をスコップで掘って小さな穴を開けるだけで、水と空気の流れが生まれて、微生物が働き始め、土が呼吸を始め、土も、草木も健康になるんだから、簡単！
今回、講師として来てくださった大地再生のKさんは、その昔、バラの達人だったとか。だけど、たくさんの栄養剤や薬剤を撒かないと綺麗なバラは咲かない、というバラ界の常識に疑問を覚えて、何か打開策はないか、と、大地の再生講座に参加。一日の講座では全体像、具体策まではわからなかったが、代表の矢野氏に「とにかく点穴を掘りなさい」と言われ、実行。すると、嘘のようにバラが綺麗に咲き始め、大地再生を本格的に学び始めたのだという。庭にも、畑にも、水脈の中にも、点穴。スコップ一つで誰にでもできる大地再生だ。
まず、スコップで点穴を開け、底に炭を入れる。
剪定枝の太い部分を20cmぐらいに切って、螺旋状に差し込む。その枝に、どんどん細い枝を絡ませるように差し込む。穴の中に周りの土が流れ込まないように、たとえ、人や車が踏んでも、穴が潰れないような強度で作り、微生物、光と空気のための、快適空間を守る。
仕上がり図。さながら、木の枝で作った丸いブーケが、土の上に落ちているよう。もしも、新しい植物を植えたいときは、この点穴を利用すると良い。
井戸水の報告。
井戸水の異臭の原因を突き止めたのが、一週間前。以来、ずっと井戸水を汲み上げ続けている。
17L／分の量を一週間汲み上げ続けた結果、ほとんど水の異臭はなくなった。最初からここまでしておけば、水質検査もなんなくクリアできたんじゃないかと思う。
