オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

「雑草ボーボーでも野菜できるのね〜」と、ご近所さんの褒め言葉!

「近所の人と噂してるのよ。雑草がこれだけあっても野菜はできるのね〜って。ww」と、犬の散歩がてら、話してくれたお隣さん。野菜づくりがとっても上手な方だけに、これは嬉しかった!結構、道ゆく人は、我が家の畑を心配しつつ、チェックしてるってことだ!肥料を撒かなくても、耕さなくても、雑草を躍起になって抜かなくても、結構、野菜ができることってことを、畑で体現することが、一番の使命だと思っているから、何より嬉しい。

しかも、日曜日に蒔いた冬野菜の種が、もう芽を出してる!雨もいい具合に降ったし。

これには母も大満足!「自然栽培の種は、発芽率がいいわねえ。値段が多少高くても、これなら納得できるわ」と。吹き抜けについて、思うこと。

そもそも吹き抜けにして、二階にドアを作らなかったのは、ロケットストーブの暖気を二階まで回すため。

空気が回るということは、音も、光も、回るということが、住み始めて気がついた。母の部屋の電気をつければ、廊下までぼんやり明るくなるし、二階の電気をつけていれば、二階の床下にはめ込んだ強化ガラス越しに、一階のトイレ前がぼうっと明るくなる。しかも、台所で水を飲むくらいは、電気をつけなくても済む。LEDの小さな灯り一つでも、家全体の窓から光が漏れる。大きなランプシェードのように発光する家を、外から眺めるのが好きだ。

音については、、、、電話の話し声、いびきまで弾き渡る。音のプライバシーはない。一階と二階でも会話ができるというメリットもあるが。。。。家族構成によっては、吹き抜け作戦は、厳しいかもしれないな、と思う。

コンポストトイレのバージョンアップ

「微生物は土で育つ。ピートモスが配合されていると、さらによし」という話を聞いて、基本おがくず100%だった我が家のコンポストトイレを改良。

土をベースに、くん炭とピートモスをプラスした。一斗缶の底に、レジャーシートを敷いていたが、一斗缶の底がサビはじめていた。おしっこというよりは、おしっこの後に流す水が、時々こぼれているようだ。母のアイデアで、水分を吸収する新聞紙を敷いてみた。確かに、こまめに替えれば、一斗缶のためにも良さそうな気がするし、シートを洗ったりする手間もなく、後処理は燃やすだけでいい!(最近、母が新聞を取り始めた。やはり、新聞は何かと重宝するんだなあ)そして、うんちをした後にふりかける具材を、コーヒーとくん炭を混ぜたものに変更。トイレの右側にある具材を説明しよう。

上からおがくず、竹酢液スプレー、ぬか、コーヒー&くん炭。ここには映ってないが、マッチとホワイトセージも常備。

これを家族それぞれのインスピレーションでブレンドしつつ、スコップで土をこまめに混ぜて、土を育てていく。

 

冬野菜の種を蒔く

9月上旬に蒔いた、玄関の巨大一枚岩の縁から、クローバーの種から芽がでてきた。秋分の日から2日もオーバーしてしまったが、今日は久しぶりに時間ができたので、一日中、畑へ。夏野菜を整理して、雑草を根っこを残して刈る!夏野菜を植える時は、野菜の種を蒔く場所のみ、小さく丸く草刈りをしたが、今回は全体を刈ってみた。そして、歩く場所を少し掘って、両側に盛っていくことで、こんもり畝を作ってみた。ほんの数センチは耕したことになるのかもしれないが、鍬などで掘り起こしてはいないので「不耕起」ということで。大豆はいつまで置いておけばいいのかなあ。台所で使うヘチマスポンジ用のヘチマもようやく大きくなってきた。

柿も色づき始める。種を蒔いた後に、たっぷりと草マルチをして、本日、終了。晩御飯の時に、お箸がうまく持てないほど、草刈りに燃えた一日だった。ここに引っ越してきて、季節と天気にとても敏感になった。季節は人間の都合なんかお構いなしに、どんどん過ぎてゆく。今のところ、ついていくのに、必死だ。旦那も、ようやく冬の薪作りに本腰が入り始めた模様。

台風一過!一気に秋になった。

直撃かも、と心配していた台風が過ぎていった。二日間、母一人留守番で、一時は水脈が溢れるかも、という勢いで雨が降ったらしいが、床下に流れ込むことなかった。本当に安堵した。

もう一つの心配の種は、電気だ。丸二日、曇&雨。3600w✖️3台のバッテリーで、二日乗り切り、まだ僅かに余裕あり。

雨量は、二日間で250mmぐらい。屋外コンポストトイレ用のテントは見事に雨に潰された。水脈も、巨大天穴も、決壊ギリギリまで溜まっていたらしい(写真は、一晩明けた朝の様子)。長雨や集中豪雨を想定すると、最後の巨大天穴ももっと大きく、深く、そして地下浸透をもっと促す細工が必要なのだろう。と言っても、大地再生の作業は、まだ完了ではないので、今日の様子を一応報告。また次回の大地の再生講座の時に、相談しよう。台風一過の今朝。一気に秋がやってきた。外気は18度。部屋の温度は23度。それでも、なんだか肌寒い。まさかこんなに早くストーブを焚きたくなる日がやってくるとは。と言っても、ロケットストーブはまだ完成していない。

なので、チリ製キッチンストーブに初めて火をつけてみた。最初は天板から煙が漏れて驚いたが、途中からよく燃えるようになった!
外にでてみれば、煙突からは、ほのぼのと煙が出ていた。煙突の引きがとてもいい!ロケットストーブが完成するのは、もう二週間ほど先なので、それまでは、キッチンストーブで凌ぐとしよう。

今、このブログを書いているのは、夜中の0時半。まだ9月だというのに、外気温は驚きの13度。室内は22度。パジャマ一枚で過ごして、ちょうどいい感じ。30cm以上ある壁厚に、たっぷりと入れた断熱材が効いているだろう。この調子で、ロケットストーブの熱も蓄熱してくれれば良いのだが。冬が楽しみでもあり、怖くもあり。。。。

コンポストトイレの匂い対策も、あれこれ実験中で、ちょっとずつ改善している。涼しくなったこともあるのかもしれないが、匂いに対して効果があったものを紹介しよう。

乾かしたコーヒーカス。ドライホワイトセージを焚く。これが本当によく効くと思う。マッチを擦るだけでも、効果があるらしい。娘が寮に戻る来週あたり、一斗缶の中身を入れ替えてみようと思う。基本は乾いた土をベースに、生ごみコンポストと同じように、くん炭やピートモスを混ぜてみようと思う。おがくずは、用を足した時にふりかけるものとして。あとは、米糠、コーヒーカスを台所事情に合わせて、投入してみる。これで3人暮らしなら、なんとか処理できるのではないかと考えている。果樹たちの仮植えとお茶の木のゾーンに、覆いかぶさっている、クズも撤去。

一年目にぶちぶちちぎったせいもあり、この夏は、クズの大反撃にあった。千切った茎から、何本も枝分かれして、競うように伸びたのだ。その反省を踏まえ、大地再生的クズの手入れを。ちぎらないように、クズを引っ張り出しては、巻きついた枝から解いては、葉を全てちぎっていき、茎をぐるぐるに巻いて、ひとまとめにして、木の枝にかけておく、というもの。そうしておくと、光合成できないクズが少しずつ弱っていくのだとか。全滅しなくても良いのだが、もう少し、弱いバランスになってくれれば。。。

<before>

クズに覆われて、お茶の木が息できていない。<after>
そして、このあと、どう弱っていくのか、、、乞うご期待!

ちなみに、クズの葉は、外で用を足す時に、ちょうどよいトイレットペーパー替わりになる。


 

 

 

 

プロパンガスは替えを用意すべし。

晩御飯の支度が終わったところで、お湯を沸かそうと思ったら、、、、ガスがつかない!まさかのガス欠。「8キロボンベでも、料理だけなら、意外に持ちますよ。」という、ガソリンスタンドの話をすっかり過大評価していた。「意外に持つ」。それは主観。

ほぼ一ヶ月でなくなるとは。

 

offgrid.hateblo.jp

 

しかも、油断して、替えのプロパンガスを用意することも忘れていて。

急場凌ぎに、カセットコンロを引っ張り出したが、なぜかボンベの口元からも火が!怖くて、室内では使えない。

今日は、土曜日。ガソリンスタンドは、明日から月曜日まで連休。プロパンガスの替えを買いに行けるとしたら、3日後。キッチンストーブなら使えるが、まだ一度も試していないし、しかも明日から、母一人で留守番。台風も直撃の予想だし、何かとタイミング悪し。あぁ。。。

 

吹き抜けがあって良かった。大型家具をロープで吊り上げる!

バンドメンバーがやってきたので、ついに仕事部屋での仕事はじめ。電子キーボード、アンプ、エフェクターなどなど、電気機器をフル稼働させてみたが、バッテリー残量にほぼ影響なかった。夜に爆音を出すことはないので、晴れた日であれば、心ゆくまでバンド練習ができる。太陽光の電気で音楽が作れるなんて、最高だ!

電気だけでなく、ドラムセットやアンプから出るキーボードの爆音も問題なかったらしく、ほっとする。30m離れたお隣さんには「全然聞こえんよー」と言ってもらえた。ぐるりを背の高い木々に囲まれているおかげだろう。まあ、毎日ではないので、時々聞こえる草刈機とか、稲刈り機と、いい勝負なのかもしれない。バンドメンバーの他に、もう一人、友人が遊びに来てくれたので、絶好のチャンス到来!大人4人で、大型木製ロッカーを吹き抜けから二階へ上げる。

どうやって上げるか、作戦会議でほぼ1時間。半ば諦めそうになったが、やってみるしかない!脚立の上でひと休みしつつ、どんどん高い脚立で支えながら上げる作戦。ロッカーを回転させる支柱替わりにしたパソコンテーブルも壊れることなく、無事二階へ。男性陣の体力が最後まで持ってよかった。そして、家に吹き抜けがあってよかった。。。それにしてもデカイ。。。。今回の引っ越しで、扉がとれ、あちこちベニア板に穴があいた木製ロッカー。修繕しつつ、大切に使おう。

食器の油汚れは、ボロ布で拭く→お湯で洗う!

offgrid.hateblo.jp

我が家の排水システムは、生活用水そそのまま垂れ流すスタイル。家の周りは、見渡す限り田んぼだらけだし、排水口が目で見えるというのは、お風呂と田んぼ、台所と田んぼが直結している、というのを意識できてよい。水に還すものは、自然に還るものだけ。香りの強いシャンプーや合成洗剤、殺虫剤、除草剤、ケミカルなものは、絶対に使わない。

台所でももちろん。油汚れを、あらかじめボロ布で拭き取ってからお湯で洗えば、石鹸を使わなくても、すっきり落ちる。今日は天気が良かったので、太陽温水器のお湯をたくさん使えた。

洗濯は液体石鹸と重曹。なんなら、水で洗うだけでも十分。

お風呂は粉末食品から作ったパウダーシャンプーと石鹸。白髪染めはヘナのインディゴを愛用中。