オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

午後9時。北風吹いて外気温4度。室温は22度!

まずは、ロケットストーブと60センチ厚の壁(元来の蔵の土壁30cmを10cmの羊毛断熱材でサンドイッチ)の、信じられないほどの保温効果について。

今日は、日中、ものすごい勢いの北風が吹いて、とても寒かった。それでも室内は、今まで通り、一日中20度をキープ。窓を開けると、冷たい空気がさーっと入ってくるものの、室温が下がることはなく、一瞬で、20度の空気に馴染んでしまう感じ。昨夜のロケットストーブで温まった室内が、そのまま冷めない。室内の全てのものが芯からあったまっている。今日の寒さで、そう断言してもいい、と確信を持った。

うっすら寒くなった夕方6時前(室温計を見るのを忘れていたが、想像するに室内18度ぐらいに下がっていたのかも)、ロケットストーブを点火。それから着火材の杉の葉、細い枝をのぞいて、薪らしい薪といえば、4本しか入れていない。4本目の薪を投入した9時前で、ロケットストーブのある部屋の温度計は22度を記録していた(キッチンストーブでも料理をしたので、そのダイレクトな効果もあるだろう)。

ロケットストーブの煙がベッドの下へそのまま流れ込む母の部屋でも17度。一階の温まった空気が、吹き抜けから上がってくる二階は21度。セーターを着ていると暑いくらいだ。

明日の朝は、この冬一番の寒さを記録するらしいが、室温はきっと朝までこのまま20度前後をキープするだろう。

ここまでの保温力は想像をはるかに超えている。毎日、信じられない保温力に、驚かされている。このミラクルな保温力が真冬まで続くことを、心か願っている!

北風がぴゅうぴゅう吹き荒れた本日、北に聳える杉の木から、ストーブの着火材として、最優秀賞の杉の葉が「どうぞ使ってください」とばかりに、風に乗って集まってきた。このストーブが欠かせない季節に、自ら吹き溜まるとは!ありがたや!昼間のあまりの寒さに、ストーブから離れないニャンコ。今日のミッションは保存食作り。

ずくしになりかけている渋柿は、そのまま甕に入れて柿酢に。
甘柿は、友達に教えてもらったレシピで、立派なドライフルーツに仕上げる予定。ちなみに、先月、甘柿も渋柿同様に剥いて干してみたが、渋柿と区別がつかないほど甘い干し柿になった。丸まま剥いて、紐でむすんで、という作業に飽きたので、今回は剥いてスライスした柿を、レモンと砂糖の汁に浸してから、乾かしてみる。こちらは先週から母がハマっているマリーゴールド。更年期によく効くというマリーゴールド茶を飲んだら、頻尿がぴたっと止まったらしく、友達の家からも花をもらってきて、追加生産している。昨日、届いたさつまいもは干し芋にする。蒸すのはもちろん、外の時計ストーブで。羽釜のサイズと蒸し器があっていなかったり、水が全部蒸発してしまったり、てんやわんやしながら、1日かかって蒸し器に三杯分蒸した。近頃では全く気にしてなかった太陽光発電。昨日の雨と、この2、3日のパッとしない天気のせいで、バッテリー残量がやばいことになっていた。

今朝7時半。

残量20%から30%のギリギリ運転だった。晴れる気配はなし。だが、洗濯物が溜まっていたので、洗濯機を2回まわした。洗濯機を贅沢使いしたせいか、一日経っても、バッテリー残量は挽回できず。夕方4時半の時点で、すでに発電ゼロ。。。。果たして、夜を越せるのか!?北側の木を伐採したら、少しは発電量が増えるだろうか。

おまけ。

お皿を洗う母の姿勢が悪くて、ずっと気になっていた。理由を聞くと、「蛇口が短いから、どうしても体が前に行って、かがみ込んでしまうのよ」と、母の言い分。そこで、グースネック蛇口に付け替えてみたら、大正解!水が出る位置が前へ、上へ移動したので、母も楽になったとのこと。