オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

大地の再生講座は台風で中止。なので、今日は本気の作業。

昨日の悲しい事故。ユンボ作業中に、ストーブの煙突に激突。壁に留めていたビスが抜けて、煙突が歪んでしまった。。。。簡単に直せる程度であることを祈る!今日は、講座ではなく、作業日となった。

台風直撃の天気予報だったので、大地の再生講座は事前に中止とした。が、朝になってみると、雨も上がり、薄曇り。ということで、最高潮に飛ばして作業スタート。大地再生のお二人の本気の作業スピードはすごかった。だが、昼前に神の遣いのように、山師のA君が登場し、急遽、作業に参加してくれることになって、これまたスピードがさらに加速!!!!

家の裏(東)と南側の雨水が一気に流れ込む大動脈。その動脈の最低地点をできるだけ家から遠ざけることが第一条件。ここに溜まった雨がどう流れるのかは、聞きそびれた。あまりに二人の作業スピードが早く、質問する隙もなかった。答えは明日!池を掘り返して作った大動脈。そこから出た土を盛り上げた小高いエリアを、土砂崩れしないように作業。剪定した貝塚伊吹の枝を湿布のように貼り付けて、土を盛る。こちらが家の裏の水脈。表の水脈よりも深い。そして、仕上げは、ぎっしりと瓦を敷き詰めた表の水脈とは違って、日陰の植物が垂れ込める「渓谷」になるらしい!コルゲート管を連結。水脈の近くの木々を剪定。その剪定枝を水脈に投入。太めの幹の次は、葉がついた枝。水脈からはみ出んばかりの豪快さで差し込んでいく。そして、古い瓦の細かい破片を投入。枝と絡むように、隙間なく詰まるように、コルゲート管を押し潰さないように、均一の踏み心地になるように、金槌で叩き割ったり、足で上下左右に揺すったり。炭も忘れずに!勾配のついた下流あたりは、当然、水脈も深くなっているので、木の枝→瓦を工程をもう一度繰り返し、地面からの窪み具合、つまり渓谷の深さを均一に仕上げる。素人チームは、一日中、瓦のガラを、手作業で土嚢袋に詰めていた。池に溜まった瓦ガラも袋に詰めて水脈へ、えっちらおっちら運び続けた。大きな瓦の小山も低くなり、池の中の瓦も30cmの深さ分をさらえた。最後の10cmのうち、5cmは池の外に放り出した。残りの5cmはそのまま。このくらい少なくなれば、池の底に確実に点穴を開けることができる。そして、池の壁を破壊。池の底のコンクリート瓦礫の上に、壁のコンクリート瓦礫が重なるようにユンボで調節しつつ。そして、池の外に放り出した瓦の瓦礫を混ぜつつ、土を埋め戻すという、繊細なユンボ技を見せてくれた!!これで、前庭部分が、植木鉢の中の土のように、底に大きな塊がきて、上の方は、小石(瓦)が混じる土となり、水はけの良い土地になった、というわけだ。家へのアプローチとなる坂道の両側にも、ユンボで点穴を開ける。明日、ここにも新しい水脈が生まれるのだろう。