オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

大地の再生講座 2日目。水脈を割瓦で仕上げる!

大地再生講座2日目。本日の参加者は8名。

まずは昨日の水脈の仕上がりを微調整するところからスタート。玄関周りはコンクリートで固めるので、柔軟性のあるコルゲート管ではなく、コンクリートで潰れないエンビのパイプが入る。ここのエリアはさらに細かく滑らかな勾配を目指す。最終は瓦をぎゅうぎゅうに詰めていくので、できるだけ両端の壁がシャキッと立ち上がっている方が良い。そこで現れたのが、大地再生のOちゃんの必殺技、京都の根切りの道具。サクサクと土が削れていく。ドライバーは地下浸透を促す点穴。蝉穴のようなサイズが理想的だそう。少し藁を敷く。コルゲート管を連結させる。剪定した木の枝を約30cmの長さに切って、溝へ入れる。太い枝の次に、細い枝の順で。木の枝の次は、細かく砕いた瓦。瓦を葺き替えたので、まさに山のように瓦がある。使いたい放題。トンカチでたたき、砕きつつ。程よく噛み合うように、調整。足で踏んで歩いてみて、足裏の感覚が均一であることを最終チェック。男性陣はコンクリートを練る。有機的な形に型枠を立てて、そこにコンクリートをだだっと流し込む。。。。。はずが、コンクリートを手動で練るのに時間と労力がかかりすぎて、断念。次は水脈用のコンクリートを練る。ぎゅっと握って固まるぐらいのボソボソした練り具合。これを水脈に軽く詰めて、最後の仕上げて使う瓦を固定させる役割。ボソボソコンクリートひと舟分を、土の上に空気を含むようにばら撒く。これが後々大活躍するらしい!お楽しみに!最終仕上げ。まずはボソボソコンクリートを水脈に投入。割れ瓦の大き目の破片を水の流れに沿って並べる。ゴムハンマーで、コンクリートにめり込ませる感じで。まずは大地再生のOちゃんのお手本。最後に「力石」と呼ばれる一片を挟むと、きゅっと締まる。瓦たちを左右に揺らしても、ビクともしない!それぞれの性格が出る瓦コラージュ。どんな破片でも集まると美しく見える。ちなみに、瓦を詰めるコツは、両サイドの瓦を高めに。これは両側の土が崩れないように。内側の瓦はやや背を低めにする。大人の工作時間。みんな夢中で瓦をトントン。こうして昼過ぎには表面の水脈が完成!その隙に、Oちゃんはユンボ仕事にとりかかる。母家の南側に作られたコンクリートの池は。土留にもなっていたが、同時に、湿気もここで溜めて込んでいた。湿気を逃すために、池の底に穴を開けたり、壁を崩したり。うまく解体できそうだが、池の中に古い瓦をたくさん放り込みすぎているせいで、池の底のコンクリートと、壊した壁面のコンクリートで、たくさんの割れ瓦をサンドイッチしてしまうことに。要検討。家の裏の水脈も、ユンボでサクッと掘る。家の裏面の水脈は、大胆にコンクリートの池を貫通し、石垣を崩し、一段下の土地へと落ちるルート。