オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

大地の再生講座 1日目 水脈を1%の傾斜で掘る!

大地の再生講座の初日。本日の参加者は7名。雨の日にスコップで掘った浅い溝と雨粒の跡を頼りに、掘り始める。大地再生の映画『杜人』という映画を見て、関心を持ち、参加してくれた20代の男性。人間ブルドーザーのように、止まることなく、高速回転&ノンストップで掘り続ける!

家に向かって左から右へ、雨水を流す。ゴールは排水枡。排水枡の最下部へコルゲート管を挿入。全ての雨水がたまる場所に炭を入れ、大小様々な枝を生花のように差し込む。処分に困っていたコンクリートブロックも細かく砕いて、挿入。はじめましての方も、久しぶりの方も、いつものメンバーも一緒に食事。午後からは、家に向かって左から右へ、水がうまく流れるように、1%の勾配をシビアに見てゆく。つまり、ゴールである排水枡をスタートとして、1%の勾配を微調整する。溝の勾配はもちろん、建物から水脈までの犬走のエリアも、1%の勾配に仕上げる。アクシデントも発生!! 勢い余って、屋外水栓に向かう給水管を切断して、水が溢れ出した。現場あるある。水道屋さんが来るまでの応急措置。家の前に水脈を掘ると、当然、土が出るわけで。同時進行で、掘り返した土を貯める場所を作る。植栽ゾーン、車の圧がかかる駐車ゾーンなどに、あらかじめ枝と炭を広げて、その上に一輪車で運んできた土をかけて、小山をいくつも作る。剪定した枝を適当な長さに切りながら、大きな枝からだんだん小さな枝を重ねていくと、そこが、水と空気が循環する隙間を作る。