今日は、待ちに待った大地再生の会の下見。いつもお世話になっている Sさん、Kさんに加え、遠方から来た若手Q君も参加。現場を把握して、作戦、スケジュールを仕切り直す。
まずは、敷地を取り囲む、背の高い樹々の剪定をどうするか。解体屋のI氏が背の高いクレーン車で剪定してくれる、という話もあったが、渡り廊下を作ったことで、裏庭にクレーン車の入るルートがなくなってしまった。
さて、どうしよう。そこで、人力で木に登り伐採する高木伐採の達人に依頼することになった。まずはカメラ電話で打ち合わせ。木の高さ、胸高の直径、どのあたりをどう切るのか、なぜ切るのか、伐採後、どうなって欲しいのか。を、一本ずつ打ち合わせ。本題はここから。家の周りの水脈作りと、仕上げ方法について、アイデアを練る。
周りの土地よりも、家の中の床下が一段低くなっている我が家。床下に湿気を集めないためには、床下よりも深い水脈を作らなければならない。水脈を掘る位置は、樋のない屋根から雨水が落ちるライン。南側、東側に逃すように、水脈の勾配と経路を設計する。
そして仕上げは、石や瓦で水脈を縁取り、シャガ、やぶラン、竜のひげ、バラン、茗荷、南天、柊、秋明菊などなどで土留めと自然の彩りを添える。葉が茂るようになれば、景色が美しくなるだけでなく、雨水の跳ね返りも抑えられる。
全国で開催されている大地の再生ワークショップでも、あまりやる機会がないという水脈作りを、公開ワークショップとして作業することになった。
日程は以下の通り。興味のある方は、メッセージください。
日時:2022年9月4日(日)5日(月)6日(火)7日(水)9:30〜17:00 雨天決行
参加費:3000円(2日間の場合は5000円。4日間の場合は9000円)