オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

ついに太陽光温水器がやってきた!

待ちに待った太陽光温水器の工事日。日本エコルさん、4人がかりで、お風呂場の屋根の上に設置。

設置角度は40〜45度ぐらい。魔法瓶のような構造の真空管の上に、雪が降り積もらないように、滑るような設計なのだとか。ま、ま、眩しい!

この太陽光温水器の構造は、至ってシンプル。真空管の中の水が太陽光で温められると、自然に対流を生んで、熱い水がどんどん上のタンクに溜まっていく。温水の蛇口をひねると、井戸ポンプの圧力で、タンクの中のぐるぐる巻きのステンレスホースの中を通った井戸水が温められて出てくる。

味噌なのは、真空管。従来の太陽光温水器は、太陽光で温まるが、夜になったり、寒い冬には、外気の気温に左右されて、お湯が作れないことも多々あるらしい。だけど真空管はほとんど外気の影響を受けない。魔法瓶ポットなのだ。朝になっても、タンクの中の温度は5度ぐらいしか下がらない。つまり、冬でも、太陽さえ照れば、OK!

これはヨーロッパの設計で、中国で生産されているもの。中国では国の補助金が出るので、ほとんどの家の屋根に真空管の太陽光温水器が乗っているらしい。

日本は本当に遅れている。。。素人チームは棚の引き出しの底、天板、棚板の修理。本日も桐油を塗る。今日は、大雨の日に無惨にも雨の雫の跳ねが飛び散って、泥なのか、カビなのかわからない跡がたくさんついてしまった玄関扉。

柿渋を何度か塗り重ねた状態。桐油をたっぷり目に、刷毛で塗り、雑巾で伸ばしつつ、拭き取りつつ、磨き上げる。玄関に重厚感が生まれた。昨日、大工のI氏が、鉄工所で受け取ってきてくれた鉄製の点検口。これでまたロケットストーブの作業が少し進むはず。

大工のI氏に、チラッと引っ越し日の相談。「8月15日が母の誕生日なので、それまでにはこちらに生活の拠点を動かしたい」と。すると「いけるでしょう!煙突の作業は少し残るかもしれないけれど、きっといけるでしょう!」とI氏。やった〜!泥とパーライトを混ぜて塗った底。乾いてひび割れ。もう一度塗るのかな?昨日、井戸の掃除も完了し、今朝、井戸ポンプも接続完了。家の中にも水が届くようになった。、、、となると、気になるのは、排水のゴール。走って見に行ったら、台所で流した水が、チョロチョロと流れていた!ああ、シンプルでいいわ!大工のI氏は、渡り廊下の仕上げ。桟が足されて、より丈夫に。渡り廊下から地面に降りるための、上げ下げするバーのような細工も完成。また来週、桐油を塗ったら、できあがり!脱衣所の清掃、洗濯機の設置が終われば、もうお風呂に入れるのだ!楽しみ!