まず、パントリー北壁ができた。古材が足りて大満足。大工の棟梁Iさんは、朽ちていた階段のお直し。かなり穴が空いていた上の段は総替え。ほんの少しだけ穴が空いていた下の段は、その部分だけパッチワークのように新しい材とドッキング。美しい。階段が直ったら、土足でガンガン歩いていた階段を磨いて、養生。
階段磨き【before】階段磨き【after】古い材の味わいが満点。この階段をそのまま使えて、本当に良かった。あちこちの壁という壁に、断熱材のロックウールを詰めて、下地材を間に打ち込む工程に入った。玄関を入ってすぐのところ、廊下の東壁も然り。しかし、ここに飾り棚を作るので、どこに飾り棚をつけるのか、幾つ作るのかを、具体的に決めなくては前に進まない。昼休憩にどれがいいか検討した。一個だけ?たくさん?バラバラ?規則的に?これに決定。実はこれ、インドを旅した時に見た飾り棚がお手本になっている。壁をくり抜いたような穴の中に、ろうそくを灯しただけの部屋なのに、部屋全体に優しい光が届いて、素敵だった。そのイメージで、棚と照明を組み合わせる予定。全体の仕上げは漆喰で。母の寝室の4面の、ありとあらゆる隙間という隙間に、断熱材のロックウール(75mm厚)をぎゅうぎゅうに詰める。母の部屋がダウンを着込んだ巨人のようになった。もふもふ、ぎゅうぎゅう。母の寝室とキッチンの壁に断熱材を入れる【before】。母の寝室とキッチンの壁に断熱材を入れた【after】。そして、下地材をたくさん打つ。この上にラスカットボードを貼って、漆喰で仕上げるので、下地材は多めに。
ここまで仕上げて、窓を入れたかったことを伝え忘れていることに、気がつく!作業がもう少し進んでから、と思っていたら、すっかり失念。もっと早く言えよ!って、自分で突っ込んだが、仕方ない。出来上がる前で良かった、ということで。
ちなみに、今、空いている部分は、ロケットストーブの設置場所。その上に熱気を取り込めるような窓をつける。半月ほど乾かしておいた白ペンキの外壁材。そろそろ重ねても良いだろうということで、ひと山にまとめた。本日の豪華な賄いストーブ飯。