内装チームは、2階の壁面の下地づくりがついに完成。大工仕事の99%は下地づくり。この哲学を体で感じる一日だった。
窓枠と柱を頼りにしつつ、角材の下地を打ちまくる。その隙間という隙間に断熱材を突っ込む。突っ込んだ手に、どこかの隙間から流れてくる冷たい空気を感じなくなるまで。これでもか!というくらいに、自分の手で納得するまで突っ込めたので、とても満足している。今回の壁プランは、改装前の漆喰があるところは、基本、古い漆喰を生かす。漆喰のない部分には、黒いラスカットでパズルのように埋めて、新旧のつぎはぎがわからないように、プロの左官屋さんになめらかに下地塗装をしてもらう予定。ラスカットを打ち付けるための下地角材。窓枠越しにじゃんじゃんビス打ちをしていく。<before><after>ここまで時間がかかったけれど、ここからはスムーズに仕上がっていくはず!下半分の腰壁張り、上半分のパテ埋め&サンダー掛けは、また明日!外壁チームは玄関の三角屋根からスタート。ぐっと家らしくなってきた!窓枠の内側に雨水が入らないように、ちんと透湿防水シートを巻き込んで留める。お昼休みには、釘の頭を白色にペイント。午後からは、みるみる外壁が仕上がっていく。杉の横板を段々に重ねていく、昔の木造小学校のような外壁。こうして施工してみると、白のペンキが意外に薄い。ピンクがかった木肌が、思ったよりも強い。これからの二度塗りを頑張らなくては。