二階のフローリングの準備をするために、野地板を取ったところ、朽ちた果てた床梁が発覚。痛んでいるので、さらに補強をつけ加えようと思ったら、打ち付ける側の梁もボロボロだった(涙)。リノベーションは本当に一つずつ確かめつつ、直しながら進んでいくものだと痛感。幸い、この朽ちている梁の下に当たる部屋は天井をつけるので、どんなに不細工でも見えやしない。だから、ボロボロも残しつつ、補強に補強を重ねていくことに。太い木材を数ミリ単位でカットしつつ、作業のたびに二階と玄関先の間を降りたり、上がったり。
床張りのお疲れが溜まった大工チームは、現場の後、マッサージに行かれましたとさ。一階の三部屋中、二部屋のフローリングが完成。養生してしまう前に、記念写真を撮る。床ができると、見違えるほど家らしく見えて、嬉しい。ちなみに、この母の寝室の穴は、床下点検口、兼、床下収納。
床下収納のふた加工。素人チームは、仕事場の外壁塗りの続き。前面に墨汁を塗る。屋根の裏側全面に柿渋を塗ろうと思っていたのだが、大工さんから「破風板に桐油を塗れば良いのでは」というアドバイスをもらい、作戦変更。初の桐油。皮膜がとても厚くなるという前評判の通り、ねっとり、塗りにくい!買ったはずの薄め液、テレピン油が見つからず、塗りにくいまま作業続行。週末に雨が降るという予報も、これで安心。木立をバックに佇む仕事部屋の美しさに、しばし、惚れ惚れ。外壁を黒色にして正解!と、大満足で、今週の作業終了!本日の学び、その1。庭に咲く花の名前がわかった。今の季節に咲いているのは、山茶花(サザンカ)。椿はまだ咲いていない。こちらはお茶の木。同じ椿科だから似ている。本日の学び、その2。松をストーブに入れた時の煙が真っ黒!これが松ヤニか!と、実感できた。ストーブを使う人が口を揃えて言う「松は燃やさない方が良い」と言うアレ。なるほど、なるほど。