親子3人で流石の連携プレーで続々とコンクリートブロックを積み上げていく左官チーム。この目地のない積み上げ方は、「わしのオリジナルや。目地が痩せて、ずれたり崩れたりすることがない」らしい。
打ち合わせをしたはずなのにお風呂の向きが90度変わっていた左官屋さん。まあ、大した違いでもないし、私たちの伝える熱量が足りなかったのだろう。だから、今回の窓の位置と大きさは3回確認した。
外からは覗けない、風呂に座ったら、ちょっと上方に窓がくる位置をお勧めする左官屋さん。
誰が覗くでもなし、風呂に座った視線で外が見えるようにしたい私。
作業が進むと、また同じ話になる。
もう一段ぐらいブロックを積んだ方がいいんじゃない?
いいえ、ここで窓にしてください。
3回はっきり言ったから、伝わったはず。多分。
瓦屋さん登場。
仕事部屋の瓦棒葺きの見積もり。ガルバリウム 瓦棒 38.6m2 360,000円
母屋の瓦葺きに使う洋瓦のサンプル。一番濃いテラコッタ色に決定。
仕事場を建ててくれる棟梁と一緒に左官屋さんの倉庫へ。中古のグラスウールがあるというので使えるものかどうか現物を見てみようということに。意外や触った感じではチクチクする感じはなかったけれど、裸のグラスウールを施工すると、一週間ぐらい痒みが止まらないらしい。新しいものを買わずに、今あるものを再利用するのは、大賛成だったけれど、素材のへたりも気になったし、施工する人も気持ち良いものにしたいということで、中古グラスウールは断念。
そのあと、建具屋さんに。仕事部屋の南面の掃き出し窓をどうするか問題の相談。
5枚の木製窓を一つのレールに乗せて、戸袋に収納すると、窓が全て姿を消す、というプランだったけれど、防寒を考えると、やはりペアガラスにしたい。それにせっかく全部窓がなくなるのに、柱が残るのも残念な感じがする。そこで、私が思いついた解決策は、一間間隔の柱の間に両開きの木製ペアガラス×2。窓を開ければ、開放感満点。締めれば、寒さもシャットアウト。
しかし、プロの意見は厳しかった。木製のペアガラスの場合、材木が倍の厚みになってとても高くなるし、ガラスが割れたら、木枠から作り直さなければならない、網戸をつけるのが難しい、両開きだと、ペアガラスが重すぎて、窓がだんだん垂れて、閉まらなくなる。。。難色ビシバシ。
木製のシングル5連窓で冬を過ごして、寒かったら、内側にサッシのシングル窓を足して二重窓にしたらどうだろう、という提案をもらった。
帰って色々考えたら、シンプルに引き違いのサッシのペアガラス×2でええか、と思えてきた。引き違いのサッシのシングルガラス×4の二重窓でもええかな。なんなら、二重窓の方が、完璧な防寒対策かも!
いろんな打ち合わせの合間に、草刈りも完了。
帰り道に、私の欲しいキッチンストーブ を使っている友人宅へ寄り道。今は外で使っているが、土間が完成したら室内で使う予定(現在セルフリフォーム中)。夏は確かに熱いけど、ガスコンロでも同じことだよね、って。確かに。すぐに火がつくし、直火だからパワーもあるし、メンテも簡単だし、とても気に入ってるとのこと。背中を押された。