オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

400年前の材木は薪にせず、小屋にしよう。

解体9日目。

f:id:naomicka:20210601193456j:plain

f:id:naomicka:20210601193524j:plain

昨日のうちに、瓦屋さんがブルーシートで雨漏りの応急処置をしてくれていた。

f:id:naomicka:20210601193521j:plain

茅も4トンダンプで9杯運んだというのに、まだある!

f:id:naomicka:20210601193412j:plain

f:id:naomicka:20210601193335j:plain

遺跡のように発掘されたカマド。いつか復旧したい。

f:id:naomicka:20210601193841j:plain

f:id:naomicka:20210601193532j:plain

この解体屋さんがすごいのは、使いたいものと廃棄するものを丁寧に仕分けしてくれること。横もの(梁など横に渡っている木)は壊さずに仕分けできるよ、といった言葉通り、約400年前の横ものたちが生き残った。

f:id:naomicka:20210601193558j:plain

さて、この買おうと思っても買えない、作ろうと思っても作れない、400年前の古木。実は薪にする予定だったのだが、、、いやはや、もったいない。母屋とは別に、節約のために2×4で新築する予定だった仕事小屋を、この古木を使って建てよう!と盛り上がり.....速攻、ガラケーで呼び出されたのは、解体屋さんと同級生の大工のTさん。またもやおじさん数珠つなぎでコトは運ばれていく。

床はどうする、壁はどうする、断熱材はどうする、屋根はどうする、仕事小屋の名前はどうする、看板はどうする。おじさんズのおしゃべりはどんどんヒートアップ。「屋根は片流れ。太陽光パネルを乗せて、雨水を貯めて畑に引きたい。木枠の窓で夏には全開放できる感じで。玄関もいらない。」とリクエストを投げかけるたびに、「おお、おお、おお、のぼせてきた!」と楽しそうなコト、この上ない(笑)。お菓子の箱の裏面に赤鉛筆で描かれていく間取り図は、ただの四角だけど、打ち合わせ内容を全部網羅している。

明日来たら、もう建て始めていそうな勢いだったので、まずは見積もりを。と、ブレーキかけて、本日終了。

f:id:naomicka:20210601193545j:plain

今日のミッションは一輪車で茅を畑に移すこと。いやいや、ダンプカー6台分の茅は、運んでも運んでもちっとも減らない。