オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

なぜオフグリッド を目指すのかという初心表明。

太陽、雨、地下水、土、植物、火....求めさえすれば、誰にも平等に、惜しみなく注がれる自然のエネルギー。それを上手に活かした、持続可能な暮らしがしたいと思っている。3.11や水害に断水、コロナ...そのたびに気持ちは強くなっていく。

2020年。父が他界し、遺産をもらった。一人になって怪我が続いた母と同居することも決まった。コロナで仕事も飛んで、荒れた空き地を耕して畑を始めた。そんなタイミングで、自分のしたい暮らしを、もう一度立ち止まって考えた一年だった。

私がしたい暮らし、それはオフグリッドな暮らし。ちょっとぐらい不便なことがあっても、最高に楽しくて、気持ち良いはず。数十年のち、私たちが死んで土に還っても、きっと誰かが想いを継いで、ここに住みたいと思ってくれるような、100年、200年先をイメージした場所を作りたい。地球にとってのプラスになるような循環する場所を作りたいと思った。

護岸工事された水路や川、土砂災害のたびに増える砂防ダム、山を切り開いて造られる巨大な太陽光パネル、レバー一つでし尿が目の前から消えていく下水システム、塩素にフッ素...命のない上水道。農薬漬け、プラスティック漬けの農業。自分が間違っていると思うことに対して、一つずつ試行錯誤しながら、人間にとって、地球にとって、何が気持ち良くて、無理がなくて、持続可能なことなのか、自分が実験台になって、答え合わせしていきたい。残りの人生、私が未来の子供達、地球にできる恩返しは、きっとこれだと思った。

でも、私は小学校から大学までたくさん知識を詰め込んできたと言うのに、地球と暮らす知恵は驚くほど持ちあわせていない。葉っぱが土になることも、うんちが土に還ることも、おしっこに栄養があることも、去年始めて体験として知った。色々勉強したいとは思うが、具体的に必要になってくる太陽発電や家づくりのこと、畑づくりのことをネットで調べても、肝心の知りたいことはなかなかわからない。だから、知りたい人には届くように、一つの実験例として、技術面や金銭面も含めたオフグリッド 化情報を残すために、ブログを始めてみようと思った次第。

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バイブルはこれ。四井真治さんの『地球のくらしの絵本シリーズ』。理科の授業をこれで実践できたら、どんな知識よりも豊かで人生に役立つと思う。