解体21日目。解体スタートから1ケ月と3日。
茅葺屋根の母屋。
小さな風呂小屋。
馬を飼っていたという納屋。
この3つの建築物は見事になくなり、真砂土の更地となった。
晴天の本日は、取っておいた木材を薪にしてくれた。ありがたい。
私たちの作業は蔵のゴミ出し。晴天が続くということで、できるだけゴミを分別しつつ、バンバン外に積み上げる。床も抜けているので、慎重に。まだまだ時間はかかる。果てしなく思える。でも立ち直れるのは、このメンバーだから。解体屋さんファミリーときれいになった空き地を眺めながら、ツリーハウスを作ろうとか、アケビは生えてくるかなとか、うだうだ喋る時間が面白くて。古道具好きのツボがみんな似ているのも救われる。
いつかこの二階の窓からの景色をのんびり眺める日がくるを夢見て。