我が家は北東から南西へと傾斜のある、海で言えば、岬のような土地。その南側と西側が、アスファルトの市道と隣接していて、南側のみ、我が家の土地の水はけを一手に担う様な溝がある。とは言っても、市道よりも盛り上がるほど、土が溜まり、雑草が生い茂っていた。雑草の勢いがありすぎて、お手上げ状態だった南端の溝を、ついに水が流れるようにした。
心がけたことは、汚泥を全て取らない。土を程々に掘り出し、自然の川のように蛇行しながら水が流れる道をつくること。目指すは、チロチロと波紋を作りながら流れるせせらぎ。
推定50年ぶりに（60年は人が住んでいなかったので）流れるようになった水路。梅雨のシーズンに間に合ってよかった。敷地全体に、どんな変化が出るのか楽しみだ。
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雨が降っているというのに、母は庭仕事に夢中。
