前庭に点在していた土嚢袋。その中身は、母家の窓を増やすために解体した、蔵の土壁と漆喰。朝イチで、軽トラックに平積みして、最寄りの産業廃棄物処理場へ。一立米との換算で10000円支払った。
午後からは、塩ビパイプ、プラスティックの波板など。これは昭和の時代に、この家を管理していた方の、置き土産だ。
波板で1000円。
塩ビパイプなどで1000円。
誠にざっくり。
これを粉砕して、その後、どうするのか、聞いてみた。
「塩ビは燃やすと公害になるので、埋め立てます」という答え。
都会の人は目にすることのないだろう埋立処分場。奥深い山のあちこちに潜んでいるはずだ。市営のもの、企業のもの含めて、たくさん。それで処分できているという体で、処分もできないものを大量生産するところに、経済市場主義の闇がある。
我が敷地には、絶対に持ち込まない。と、心に誓う。