オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

屋外作業にロケットストーブ

大工のIさんは、自然エネルギーを研究している人。太陽光発電に詳しいだけでなく、ロケットストーブの第一人者でもある。現場仕事の合間に暖を取るために、Iさん自作のロケットストーブを設置しているが、これが使えば使うほど、よくできていると感心してしまう。

(↓右手がロケットストーブ。左手はお昼ご飯の調理に使う時計ストーブ。)f:id:naomicka:20220201004159j:plain構造は至ってシンプル。ドラム管に大小二つの穴があて、細い穴は煙突。太い穴は材木を差し込む投入口。炊き口から火をつけると、長い材木の下の部分だけが燃えて、自然落下しつつ、勝手に短くなっていく仕組み。

燃焼効率が良いのも魅力だが、解体時に出た廃材や伐採した竹など、長いままで投入できるのが一番のメリット。常時数本の材木が入っているように気をつければ、一日中暖かさをキープできる。

しかも釘の刺さった廃材を使う場合でも、ノコギリで切ったり、釘を抜くことなく、そのまま投入できるのがいい。この灰の中から、磁石で釘を集めれば、資源ごみとしてもきちんとリサイクルできる。

焚き口を開けると、木材の投入口から炎や煙が出ることもあるが、焚き口を閉めれば、炎は全て煙突に向かって流れて、煙もほとんど出ない。煙で、ご近所さんに心配かけることもない。f:id:naomicka:20220201004110j:plainf:id:naomicka:20220201004143j:plainf:id:naomicka:20220201004118j:plainf:id:naomicka:20220201004126j:plainf:id:naomicka:20220201004135j:plainf:id:naomicka:20220201004102j:plain

ロケットストーブ 燃焼効率高く暖房代を節約/ドラム缶で自作 災害時にも活躍 木材・竹も燃料に(12面・資材)【2016年11月4週号】 - nosai

ちなみに、このロケットストーブの仕組みを利用して、室内にも蓄熱式のロケットストーブをオーダーメイドする。