オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

まずはコンポストトイレの試作!の、つもりが、そこらへんにあるもので、即できちゃった。

キッチンの漆喰を塗る前に、棚をつけようということになり、My古道具コレクションより、L字フックをセレクト。ザザっと紙ヤスリをかけて削って、錆を取り、テルモスプレー(耐熱ペンキの艶なし)を吹きかけた。一度、耐熱スプレーをかけた装飾の多いL字は、二度塗り。レリーフが細かいので、塗れていないところもあった。右から、左から、上から、下から、念入りにスプレーを吹きかけた。マットな仕上がりに惚れ惚れ。内装が出来上がるのを待っていた、コンポストトイレ制作。オフグリッド生活には欠かせない、とっても重要なもの。

前もって買っておいたものは、便座。

おしっこのセパレーター。

土を入れるブリキの楕円バケツ。まず本日は、薄いベニアで、コンポストトイレの箱の試作を作る。そして後日、分厚いコンパネを買って、本番を製作するつもりだった(なにしろ、近頃、木材の値段がべらぼうに高い。それに、とても一度で完璧なものが作れる気がしなかった)。座面の高さ、セパレーターの位置、どうやって固定するのか、座面が高くなってしまうとか、うんちを混ぜる時にセパレーターが上がってしまうとかとか、、、、ああでもない、こうでもない、と悩むこと2時間。

しかも、便座の蝶番がとても固い。蓋の開け閉めだけでも苦労する。すべて海外からオーダーしたので、欠陥商品ってことは大いにあり得るぞ、と。疑い始める。。。

座面の高さを調べるのため、「この箱ぐらいがちょうどいいんじゃない?」と持ってきた古い木箱。便座を載せて座ってみるととっても、いい感じ!高さもいいけど、サイズ感もいい!おまけに、そこらへんに転がっていた一斗缶を試しに入れてみたら、これまたジャストサイズ!

全員一致で「もう、これでいいじゃん!」と、大笑い。古い木箱に、少しだけ手を加えるだけで、理想的なコンポストトイレができそうだ。早速、トイレに置いてみると、これがまたしっくりくる佇まい。岡という文字も効いていて、とても気に入った。

しかも、固すぎて、欠陥商品ではないかと疑った便座の蝶番。少し閉めるだけで、あとはゆっくりとゆっくりと、音も立てずに降りてゆく優れものだった!

コンポストトイレの構想をカタチにするのが、きっと時間かかるだろうな、と構えていたので、ちょっと肩すかしを食らったけれど、、、、一件落着。めでたし、めでたし。午後からは、母の寝室。二度目のローラー漆喰塗り。二度塗りがすでに乾燥した二階の壁面。なかなか美しい!友達に「どこがプロの技で、どこが素人の仕上げなのか、わからないくらいきれい!」と褒められた。冬が終わり、長い廃材をそのまま投入できるロケットストーブを使わなくなったので、時計ストーブで使えるように、50cmにカット。廃材はほとんどが松。松はヤニが多くて、煙突が詰まってしまうので、室内で燃やす薪としては使えない。それなのに、納屋にも古い松たちが大量に残されている。。。スペースを空けるために燃やしてしまいたいが、意味もなく燃やすのももったいないので、廃材がなくなるまで、積極的に屋外で料理するとしよう。