蔵を片付けていた時に出てきた、スノコ状の板集合体×6枚。一体、何に使っていたのかは謎だが、そのまま置くだけでもデッキになりそう!南洋材っぽい固さもいい感じ!しかも実が入っているし使いやすそう!と、再利用できることを信じて、大切にとっておいたのだが、ようやく出番がきた。
この下駄の歯のような角材を取りたいけど、板がダメになるかもしれない。
繋がったまま、一体型のままで壁材に使うか。
長い間、大工のIさんも、私も、この二択でぐるぐるしていたのだが、、、ついに!歯をとって、バラバラの板状にしてみることに。それが意外や意外。多少は釘の跡が残るものの、バールでうまく外せた。その板を、昨日に引き続き、丸鋸で184cmに切る。まずは20本。その板を、パントリーの壁面に張っていく。まずは、隙間をロックウールで埋めてから。まずは、大工のIさんがお手本に4枚。そのあとは、わたしにバトンタッチ。初めての壁張りに挑戦!勢いで帽子が吹き飛ぶほどの大型エアガンでピシ!パシ!と打ち込む快感。これは面白すぎるぞ。
時々、隙間の断熱材に籾殻を流し込む。ちりとりが、籾殻スコップに最適。棒でツンツン押し込みつつ。2~3枚板を重ねたら、籾殻を詰めて、の繰り返し。ジャーン!
パントリーの北壁に、21枚積み上がった!古材だからこそ滲み出る、この味わい。ああ、捨てずに置いておいてよかった、としみじみ。昨日から、大工と助っ人の混合チーム編成で作業したが、素人にとってはとても楽しい経験となった。今日の天井張りも、長い板を扱うので、大工一人ではできない。でも、素人でも、助っ人がいればできるんだから、素晴らしい!二階の天井も断熱材待ちの場所を除いて完成。照明やシーリングファン用の電気の線がぶら下がった状態で、あとは電気屋さんにバトンタッチするばかりなり。母の寝室の壁の準備も進んでいる。柱の間隔を測って、下地材を丸鋸で切る。
胴縁を二本回して、コンパネで壁を作る。上の胴縁はコンパネ用に天井から90cmの位置。下の胴縁は腰壁を留めるためのもの。その位置は、コンパネに無駄がでないように、天井からコンパネ一枚半に決めた。つまり天井からは135cm。床からは90cmぐらいの高さを杉板で腰壁に、その上は漆喰で仕上げる。