オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

左官ファミリーチーム登場!

待ちに待った左官のYくんファミリーが、本日より左官作業スタート!部屋の中の詰めがまだ追いついていないので、まずは外壁から攻めてもらうことに。

大工のH氏がデザインした外壁の凹凸に合わせて、防水シートを張り巡らす。その上から金網を巻いて、細かくタッカーで留める。振り子時計を留めるための壁板も設置してもらう。ロケットストーブのプランも少しずつイメージできるようになった、と、大工のIさん。今回の大工仕事のフィナーレを飾るのは、ロケットストーブの施工!楽しみ!いつの間にやら、キッチンリビングの窓の額縁のような枠組みも完成していた。いったい窓のために、幾つの枠が作られたことだろう。素人チームは、玄関枠など、残りの窓枠に、桐油を塗布。桐油を含んだ木は、しっとりと潤って、とても美しい。しかも、桐油の皮膜が木材をしっかり包み込むので、安心感が半端ない。勢いで、旧玄関枠にも桐油を塗ってしまう。本当は玄関枠全てをブルーグレーで塗るつもりだったが、桐油を塗った上からペンキを塗るのは難しい、と大工のIさん。塗ってしまったものは仕方ない、、、だけど、ペンキのハゲた感じも美しいので、ペンキを塗らず、このまま使うことに。こちらは大工のIさんが、壁のM ボードの上におもむろに描いた『塗装の基礎』の図解。「桐油を塗った箇所を、軽くサンダーをかけて、最後にもう一度油を塗ってください」と指令が下る。

(上段)

桐油を一度塗りした状態の図解。カンナがけした材木も、油を塗ると、ささくれ立つ。なるほど、素手で触ると、産毛のようなイガイガを感じる。

(中段)

それをサンダー掛けして、ツルツルにした状態の図解。サンダー掛けしても、一度目の油がなくなるわけではなく、木の中に染み込んだ油はそのままで、表面を軽く削る。

(下段)

そのツルツル面に、二度目の油を塗ってこそ、美しい塗装と言える、という図解。

このサンダーで軽く擦るだけで、ささくれだっていた木の表面がツルツルになる。玄関屋根のブルーグレー塗装。ラス板の部分は漆喰仕上げ。苗床からササゲとズッキーニが顔を出す。今週末から、梅雨入りなのか、というレベルの雨予報。漆喰作業が難航しそうな予感。。。