オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

羽子板ボルトで壁を起こす!

朝イチ、本日のNG。二階のいつも問題になる、雨漏りのひどかった辺りの壁。「ちょっと外側に傾いている。家が崩れることはないだろうけど、梁と桁が離れているところを、少しでも強くしなくては」と、大工のIさん。f:id:naomicka:20211117191207j:plain【before】f:id:naomicka:20211117191216j:plain【after】f:id:naomicka:20211117191150j:plainf:id:naomicka:20211117191141j:plainこの補強に使ったのが、羽子板ボルト。私の朝イチのミッションは、最寄りのホームセンターで羽子板ボルト3セットを買ってくることだった。結果、垂直にはならなかったものの、軒桁を少しでも引き寄せることができたらしい。f:id:naomicka:20211117191225j:plainこうして、時々、補強を加えながら、大工チームは天井板を乗せる鉢巻作業をフィニッシュ。あとは、天井材が届くのを待つばかり。f:id:naomicka:20211117191039j:plain鉢巻が完成した大工チームは、一階のキッチンリビングの床に取り掛かる。床材は、自宅の倉庫で10年保管していたチークにも似た、南洋の固い材木。長さも幅もバラバラの板をモザイクする予定で、今回のリノベーションの大きな山場のひとつとなること間違いなし。大工のIさんもちょっと好物のおかずを最後に残す感じで、後回しにしていた節あり(笑)。「これは大変だ〜」と言いつつ、とっても嬉しそうなのが、こちらも嬉しくて。

Iさんは、アイジャグリという、床材に溝を掘る作業に入る。この溝に、薄い材木を差し込んで、実の代わりにするという作戦だ。すごい。すごすぎる!!!f:id:naomicka:20211117191133j:plain大工のBくんは、床下の根太を増量。かなり細かい材木も使えるように、根太のスパンも細かく準備する。足場板を細くスライス中。f:id:naomicka:20211117191124j:plainさて、素人チームは今日も外壁材の塗装。

昨日は白ペンキ:テレピン油を5:1ぐらいを目指していたが、本当に塗りにくいので、今日は3:2と増やしてみた。塗りやすい粘度を少しずつ微調整しながら、塗って、運んで、塗って、運んで。f:id:naomicka:20211117191158j:plain午前中は一人。午後からは二人掛かりで、塗った数は67本!昨日塗った30本弱も、丸一日経ってもまだ乾いていない。もう乾かしておく場所がないので、今週は打ち止め。週末の雨予報までには乾いてください。f:id:naomicka:20211117191058j:plainf:id:naomicka:20211117191107j:plainf:id:naomicka:20211117191049j:plain気がつけば、赤い山茶花が満開。見上げると、うるさいほど日本ミツバチがブンブン飛んでいる。近くに巣があるんだろうなあ。f:id:naomicka:20211117191234j:plain