オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

床下の湿気を取る作戦会議。大地再生のお二人を迎えて。

野地板まで敷き詰められた屋根に、すかさず瓦屋さんが登場。雨が染み込まないルーフィンを敷き詰めて、トンカチでトントントン。2時間仕事。ナイス連携!

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今日のミッションは「大地再生の会」のお二人との久しぶりのミーティング。今日は友人親子も同行。

大地の再生 結の杜づくり

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蔵のリノベーションで床下が丸見えになったので、床下の湿気に対して、不安が最高潮になってきた今日このごろ。私が逐一メッセージしていた不安ポイントに、答えてくれた。

Q.「床下の土を触ると、湿気で冷たいんです。湿気を好むカマドウマもたくさん棲んでるし、床下に雨が流れ込んでいる気もするぐらい。。。家に向かって、斜面になっている土地を削った方が良いですか」

A.「蔵の北東に当たる壁から水脈を掘りましょう。剣先スコップの幅で深さ20cmぐらい。家から直角に、東側にある大きな水脈に向けて、水が流れるように。それだけで変わります。冬から大きくテコ入れする前にこれ済ませておいたら、ゼロからではなく、1からスタートできる感じになります」

f:id:naomicka:20210910184547j:plainQ.「備長炭クズを手に入れました。どうやって敷いたらいいですか」

A.「みかんネットのようなものに入れてから、床下に点在させて。土の上に敷き詰めると炭が本領発揮できなくなる。ある程度の炭を集合体にさせておくことで、土の表面と反応して、土壌環境が改善されます」

Q.「備長炭が今の湿気を吸ってしまうと、飽和状態になってしまって、逆効果なのでは?炭はそんなに湿気を吸ったり吐いたりするものでもない、という記事も読んだので」

A.「今の床下の土は、嫌気性の微生物が増えすぎて、表面にプラスティックのような幕ができて、呼吸できていない状態。でも、炭を入れることで、土と炭のエネルギーが循環して、好気性と嫌気性の微生物のバランスが取れるようになるので、呼吸できる土に変わります(断言!)。実際、私の家にも、8畳間の床下に200kgの白炭を入れたら、気の流れが最高のイヤシロチ(快適で居心地の良い空間)になった。実際、腰痛も治った。」

ということで、蔵の一階にフローリングを貼る前の宿題は、以下2点。

1.家の北東サイドに水脈を掘る。

2.床下にみかんネットに入れた備長炭を点在させる。

そして12月に、いよいよ待ちに待った「大地再生の会」による大地再生プロジェクトが、この現場でスタートすることになった。「大地再生の会」の講座は、日本全国で行われているが、3000円の参加料で「大地再生の会」の哲学と具体的な方法を伝授してもらえるという実地トレーニング。これから毎年のように起こるだろう集中豪雨に対処できるのは「大地再生の会」のノウハウしかない!スコップ一つでできる地球環境改善を、ぜひ、一人でも多くの人に体験してほしい!! 興味のある方はメッセージを!

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