オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

ミツバチ巣箱スタンバイ&冷蔵庫スイッチON

ご近所のFさんが約束通り、ミツバチの巣箱を持ってやってきた。まだ2回しかお会いしていないのに、自家製どぶろく、蜂蜜、、、と、いつもお土産を持参してくれる。そして今日も巣箱を無償で持ってきてくれた。その巣箱を譲ってくれる条件は、「もしも蜂が住みはじめたら、分峰してくださいね」。

田舎に暮らす人は、特に、田舎を選んで移住してきた人は、何でもかんでもお金に換算しない人が多い気がする。都会の経済活動に嫌気を指して、田舎を目指した人が多いせいなのか。持っている人が持ってない人に、使わない人が使う人に、ケチらず何かを渡す。モノが愛と一緒に行ったりきたりする。いつかまたきっと何かをお返ししよう。。朝日が当たって、程よく風通しも良い場所。東側の納屋の屋根下に設置することになった。巣箱が安定するように、土を足して平す。巣箱を置いたら、即、一匹の日本ミツバチがやってきた。必死で巣箱に塗った蜜蝋を舐めている。どうぞこの蜂が探索バチで、新しい棲家として推薦してくれますように。出入り口は三方向。一番下の段には、ミツバチの暮らしを覗ける窓がついている。今日のニャンコ。ミツバチの巣箱の設置作業を遠くで見つめる。田舎に引っ越してから、モノを増やしたくない上に、モノに興味がなくなってきた。一番の物欲といえば、果樹の苗木、野菜や花の苗、観葉植物、種。真冬に冷蔵庫の電源を切り、家の中で最も寒い納戸をウォークイン冷蔵庫、家の外に置いた木箱を冷凍庫代わりに使っていた。だが、ここのところの春の陽気で、流石に、納戸の室温が夜でも10度を越えるようになったので、今朝、ついに冷蔵庫のスイッチをON。再び文化生活が始まった。とはいえ、あまり買い溜めしないように、いつでもスイッチが切れてもいいように暮らそうと思う。一年に一度スイッチを切るだけでも、冷蔵庫の中はスッキリ。いつの何かわからないものをいつまでも冷やさなくて良いので、お勧めしたい。キッチンストーブのお料理事情。蓋を開けて直火でクッキングすれば早いのだろうが、お鍋の底が煤で真っ黒になってしまうので、最近は、全て鉄板の上で。

ストーブに火をつけてからご飯が炊き上がるまで、鉄の鍋なら1時間。土鍋なら1時間半。ストーブの鉄板が熱々になるのに40分はかかってしまう。でも、ガスのように即戦力にはならないが、料理が美味しいことは間違いない。これなら、会社員でも薪生活できるんじゃないかと、いつも思う。アホのように値上がるガス代、電気代のことを思えば、少し都会を離れて、薪生活をした方が、ずっと心身、経済ともに健全。ロケットストーブも然り。断熱の効いた家で、二重耐火レンガで作ったロケットストーブを設置したという条件だが、お昼間に家にいなくても大丈夫。帰宅後に火をつけて、また朝に火をつければ、1日中、部屋は十分に暖かさをキープできる。