オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

オンドルベッドのために、すのこを作った。

母の部屋のベッドはオンドルになっている。リビングで焚くロケットストーブの熱が、母のベッドの下へ流れてから、外の煙突へと排出されていく。

普段、ベッドには布団を敷いているのだが、実は布団がオンドルの断熱材になって、部屋の中へと伝わる熱が遮断されているのでは、という疑惑が持ち上がった。

それなら、布団を敷いたままでも、ベッドの熱が、部屋へと放出されるようなすのこを作ろうということになった。

材料を並べてみて、座り心地を確かめる。

「少し高い方が、座りやすくていいわ」と、母。左官で仕上げたベッドの表面を傷つけないように、骨組みに靴底のゴムを貼る。すのこ部分をスリムネジで打ち付ける。この隙間から、熱が放出されるされるはず。夏も、布団のためには通気性◎。布団を敷いたら、こんな感じ。これで部屋の温度が少しでも上がれば大成功。あとは寝心地も変わりないことを祈る!本日から、家の中のトイレが、結局、おしっこのみを溜めるバケツトイレになった。うんちは、森の中のコンポストトイレへ行くことに。

理由は、冬になって土とうんちの発酵が遅くなったこと、発酵が遅いので、土が固く、スコップで混ぜるのも大変なこと。私以外、主人も母も、うんちは外のコンポストトイレを愛用していること。眺めもよく、うんちの後におがくずをかけるだけ、というお手軽さがいい。トイレの床が水で傷む心配や、掃除の手間を考えたら、この方がいいだろう、という結論に至った。

うんちに混ぜるコーヒーかすも、ぬかも、おがくずも無くなって、トイレバケツのみになったトイレ。

うんちの混ざった土を替える係だった主人は「ああ、スッキリした!」と、嬉しそう。夏からずっとこの眺めだったから、うっかりしていたが、冬に窓ガラスが曇らないって、すごいことなんだなあ。ペアガラスの凄さに改て気づいた。いつでもクリアな眺め。