オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

コンポストトイレのバージョンアップから一週間

コンポストトイレの具を、大鋸屑から、土に替えて、今日でちょうど7日経つ。

正直に言うと、旦那は屋外に作ったコンポストトイレを使っていて、家の中のコンポストトイレは使っていない。私は、朝に決まった時間に出ないこともあり、出かけた先で用を足すこともしばしば。

と言うことで、家の中のコンポストトイレを使っているのは、母一人。私が時々で1.5人といったところなのだが、バージョンアップしてからというもの、トイレの臭いが驚くほどなくなった!1人の使用なら、本当に全く全然問題がないといっていい。毎日大便を投入していると言うのに、不思議と土は増えないし、次々に発酵して、分解が進んでいるのが実感としてわかる。

「このトイレなら、お客さんを呼んでも大丈夫ね。」と、母も納得した模様。実験が好きな母で本当によかった。母なりにオフグリッド生活を楽しんでいるようで、晩御飯の話題も『どうすれば、一番効率よくお風呂を自然エネルギーで焚くことができるか』だった。今、森のあちこちで落ちている小枝を集めはじめた母は、「小枝だけで焚いた昼風呂に入ってみたい」と。「それもいいけど、井戸水を一から焚くのは、かなり小枝が必要になる。それなら太陽光温水器で人肌に温めたお湯を湯船に溜めてから、小枝で焚くのがいいと思う」と、旦那。太陽温水器でぬるい程度に温めた湯船なら、ひと束の薪で、20〜30分焚くだけで、三人続けて入れるぐらいのお風呂が出来上がる。大した苦労ではないらしい。雨が降るとてきめんに50度近くまで温度が下がる太陽光温水器も、一日晴れれば75度程度までは温まり、二日晴天が続けば、85度ぐらいまで温度が上がる。このお湯をもったいない、と取るか、使ってなんぼ、と取るか。。。。

黒猫の話も少々。

以前の家には、自由に出入りできる小さなネコドアがあった。今回、迷って、結局ドアを作らなかったのだが、家と外を自由に行き来するのに慣れている猫がストレスなく暮らせるかどうかが、とて心配だったが、窓の外でニャーンと鳴いたり、寝る前に名前を呼んだら帰ってきたりで、うまく出入りできている。

しかも、吹き抜けの梁は、猫にとって格好の居場所。吹き抜けがあって、一番喜んでいるのは猫かもしれない。食器棚の上、換気扇の上、梁の上。いろんなところでくつろいでいる姿を見ると、この家の暮らしにずいぶん馴染んでくれたようで、本当にホッとしている。