大工チームは、先週末からの二階の床張りが大詰め。明かり取りのガラス枠もピシッと決まってる。二階の朽ちかけていた床根太にサンドイッチする形でがっつり補強が入り、ひ弱だった柱が新品の角材と選手交代。そして新たなるNG部分が。雨漏りしてたところ、階段が一部朽ちて穴が空いてる。素人チームは、蔵の外壁材の塗装。今日は、先週に引き続き、裏面に柿渋を塗る。よーし全部塗るぞ!と、ハイペースに飛ばしたが、空が曇ると乾かす場所もなくなってきて、だんだんとペースダウン。裏と表を間違える凡ミスも。。。。単純作業あるある、である。
柿渋20リットルがもしも足りなくなっては嫌なので、2割ほど水を足して増量。すると、塗りやすさも倍増。染み込むように意識しながら、贅沢に使えた。柿渋は水溶性なので、水で希釈しながらも使えるし、刷毛やバケツは水洗いで大丈夫。刷毛を乾かすと固くなるが、柿渋につけて塗り始めると、しなりも戻る。3時の休憩時間。二階の床張りの目処がたった模様で、「次はどこへ行く?」「一階のモザイク床か?やっぱり二階の天井か?」と、楽しそうに打ち合わせする大工チームを見ていて、リノベーションの仕事の秘訣は、ゆるーく計画することかな、と思った。一個ずつコマを進めながら、一個ずつフレキシブルに考えないと、疲れてしまうし、実際、次の展開が見えてこないのだ。材料発注もその都度が、頭脳にも、お財布にも、優しい。
二階の北端の押入れ予定地には、10年間自宅の倉庫で寝かせていた古材を大抜擢。床の雰囲気がとても良いので、押入れにするのももったいない。こちらも小部屋にしたいところ。収納さえなんとかなるなら。。。明日からの作業は、二階の天井に決定!作業をシミュレーション中。