オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

月曜日の雨で、大量の外壁材が濡れてしまうの巻!

先週木曜日に届いた大量の外壁材。屋根屋さんが置いて帰ったビニールシートをお借りして、かけていたわけだが、まさかの雨漏り。包み方も甘く、穴がいてたり、薄かったり、重ねていた木材にしっかりと雨が染み込んでしまった。

そもそも、木材がしっかり乾いてないかもしれないので、塗装前にもう一度、乾かした方が良いのではという大工さんのアドバイスをもらっていたものの、あんなたくさんの材木をどうやって広げたら良いのかわからないので、躊躇していた。だけど、大切な外壁材たちが、まさかのびっしょ濡れなので、やるしかない。

廃材の錆びた五寸釘をヒーヒー言いながら抜いて厘木を作り、材木を24枚並べる。ヒーヒー言いながら厘木を作って、材木を24枚並べる。を繰り返して、一日がかりで、ようやく6〜7段積み上がった。「少しでも風が当たれば、大丈夫なはず」という大工さんのお言葉を胸に頑張ったが、夕暮れて、未だ道半ば。あまりに地道で心折れそうだったので、記録写真を撮ることも忘れていた。

天気予報は一週間ぐらい晴れマークが続いているものの、もう絶対に濡らしたくはない。ホームセンターで新しく買ったブルーシートをかけて、安心して帰宅。ブルーシートはケチらず、新しいものを使おう。

f:id:naomicka:20211027211314j:plain蔵の中では、本日も、コンクリートブロック積み作業。f:id:naomicka:20211027211444j:plainこちらがロケットストーブになるエリア。だいぶ乾いてきている。もしかしたら、明日ぐらいから、瓦や土を詰め込んでいくかも。f:id:naomicka:20211027211359j:plain二階から覗いた、一階のコンクリート打ち現場。f:id:naomicka:20211027211418j:plain電気屋さんもちょこちょこと来ては、いつの間にか、あちこちの下準備を進めている。来るたびに、ちょこちょこと質問されるのだが、なかなか答えが出せない。照明の数、位置、スイッチの位置だけでも、なかなか想像できないのに、まだ答えの出ていない壁や天井の仕上がりも想像するなんて、ちょっとハードルが高すぎる。新築でゼロから建てるなら簡単にできそうなことも、改装、リノベーションになると、ホントに手間がかかるということを実感。f:id:naomicka:20211027211333j:plainf:id:naomicka:20211027211408j:plain例えば、この天井。もともと敷いてあった2階の野地板を「捨てないで」とお願いして残しておいてもらったもの。一階から見上げる姿も好きだし、今、大好きな味わいを持つものがあるのに、それを捨てて新しい野地板に替えるのも、もったいないと思った。構造を直してくれた大工のHさんは「二階の床を貼るときに、水平を取るのが難しいかも。二階を歩くと、ギシギシ床がなるかも」とアドバイスをくれたが「そんなの気にしない」と、押し切った。その流れで、天井を新しく作るのも手間だろうし、お金もかかるだろうから、廊下や物置となる部屋にはこのままの天井なしで行くつもりだった。f:id:naomicka:20211027211427j:plain

だが、電気屋さんから「電気の配線はどうするのか」と言われ、内装を担当する大工のIさんからも「この古い野地板は反りまくってるから、水平が取れない。新しい野地板に張り替えた方がいいし、天井も作った方がいい」と言われ、こだわりがぐらつく。できることなら二階から入る太陽の光を、一階の廊下に届けたいという、まだ焦点の合わないアイデアも捨てきれず、頭の中がこんがらがる。天井があるなら、電気工事は簡単だし、野地板が古かろうと新しかろうと、そもそも見えやしないではないか!?

ここは効率よく行くべきなのか。

家づくりは一問一答。ピンポンのように答えを打ち返して、ちっちゃなことから、大きなことまで、じゃんじゃん決めていかなくては進まないのだ。