今日から現場は冬仕様。ロケットストーブが登場した。燃やす木材は山ほどある。今日の我々のミッションは、床材を仕上げること。二日かけてカンナや丸ノコで揃えた幅に加えて、表面にサンダーをかける。番手の違うサンダーを二度がけすると、ざらつきがなくなって、素手で触っても気持ちよい!横の並びもピシッとピタッと合うようになった。あとは、実加工。続きは明日。玄関扉も二度目の柿渋塗り。なかなかいい色。電気屋さんも登場。石の基礎の下をパイプを通すために、穴掘り。パイプの端には土が入らないように、軍手。お風呂の排水パイプよりもさらに20cm下を行く電気パイプ。大工チームはお昼過ぎまで、コンクリート仕事。午後、材木屋さんが材木を届けに来てくれた。
B品12mm厚床材(実つき)4,000円/坪
この材木屋さん。実は数ヶ月前に、打ち合わせに行った時は、ちょうどウッドショック真っ只中な競りから帰った夕方で、「とても値段がつけられない」と、交渉すらできなかった。B品ではあるが、手頃な木材を、しかも配達してくれるとは。少しはウッドショックが落ち着いたんだろうか。これが何になるかというと。。。籾殻を入れるための、二重構造の床。籾殻を貯めるポケットになる。通常の大引の両サイドに、床下15cmになるように、板を打ち、ポケット床材の受けになるように角材を回している。この角材の上に、B品の12mm床材を置くと、ポケットができあがるというわけ。
籾殻を断熱材にする場合、いくら籾殻をゼロ円で手に入れるとは言っても、この追加の木材代と手間がかかる。それでも、羊毛の断熱材よりは割安になるはず。自然素材の中で選ぶなら、籾殻も"あり"だろう。実を合わせつつ、サクサク床張り。これなら籾殻もこぼれない。