明日からの大地再生の会のワークショップのために、新調したテントを建て、コンポストトイレを設置。おが屑を入れる大便用と、バケツに溜めるだけの小便用。家の倉庫から運び込んだ、幅も長さもバラバラの床材。計算上は足りるはずだったが、実際に並べてもやや足りない。もう一度、一枚ずつメジャーで計測して、再計算。やはり12畳の部屋に対して、床材は9畳弱しか床材がない。足りない部分はコンクリートを打つ。ロケットストーブやキッチンストーブを設置するので、その周りをコンクリートで安全に、という方向で。本日の来客。昨日、地下水のことで初めてお電話した、ご近所のTさんが訪ねてきてくれた。飲み水の苦労話や昔話をあれこれ聞かせてもらう。オフグリッドの暮らしや、大地再生の会の草刈りのテクニックにも興味津々。最後に「いい人がきてくれた」と言ってもらえたのが、何よりもうれしい。すっかり忘れていた水道工事。床を張る前に給水、排水の工事をしなくちゃいけない!急いで水道屋さんに来てもらう。図面のない現場に戸惑いを隠せない水道屋さん。私にはさっぱりわからない話も、Iさんと水道屋さんでサクサク決まっていく。来週から床を張りにきてくれるIさんと相談しながら、工事を進めるということで、一件落着。自然エネルギーに詳しいIさん。自然素材を使った家の内装工事はもちろんだけど、太陽光発電についても、全幅の信頼を置いている。ついに!待ちに待ったオフグリッドの核心部分、自家発電の話に。二つの屋根に太陽光パネルを並べれば電力は足りる。バッテリーは火災の心配もあるので、屋外に小屋を作って置く。二つの建物の間は埋設で配線(夢のNO電線ライフ!)。分電盤は階段の下あたりに置く。と、アウトラインが決まった。オフグリッド生活へ一歩前進!
12Vの発電なら、免許もいらないし、小学生でも簡単にできる!という聞きかじりから、「100Vの電気とは別に、家中の照明を12Vの回線にしたい」とアイデアを投げかけると、Iさんも大賛成。「うちでもやっているよ」ということで、ご自宅を訪問。
直流なので、プラスとマイナスの電線を、部屋中に二本配線する。すると、その線のどこを取っても電気が点くらしい!(驚)昔のガイシのようなデザインが可能になる。ライティングレールならぬ、12Vのどこでも電線。おもしろい!
気になっていたのが照明器具。今持っているものはきっと使えなくて、12Vで使われているキャンピングカーとか、船関連の照明器具しか使えないのか。。。と思い込んでいたら、どんな照明器具でも使用可能!ただ電球を12V用のものをつけさえすればよいらしい!それは朗報!こちらは12Vのコンセント。非常用に作ったとのこと。こちらは東京船舶電機株式会社の照明器具。マリン仕様の照明器具は、12V専用ではないということがわかったが、デザイン的にはとても惹かれる。こちらがIさん自作のロケットストーブ。二部屋を温めるペチカのようなストーブを作ってもらう予定。そしてこちらが薪小屋。8mぐらいは優にありそうなロングサイズ。ロケットストーブと薪風呂で、この大量の薪がひと冬で無くなってしまうらい。薪集めも、薪割りも、こりゃあ大変だ!外壁に使われているは赤いベンガラ。たまたま置いてあったドイツの自然塗料のサンプル。シルバー、ライトシルバーの色にときめく。「いよいよ外装の塗料と色を決めなくちゃー」
プラネットカラー(ドイツ) | プラネットOPシリーズ - 大橋塗料という話をしていたら、大工のH氏から電話。え?話を聞いていた?「外壁の木材の加工が終わりました。来週、現場に届けますので、頑張って塗装してください」と。
柿渋?ベンガラ?自然塗料?ああ、悩む。