大工のH氏と窓の位置とサイズを一つずつチェック。蔵の中がすっからかんになったといっても、仕上がりを想像するのは、まだまだ難しい。
どんなサイズ?
どんな形?
×13箇所
リノベーションはかなりの想像力が必要となる。想像力を絞り出したら、一階から始まって二階が終わるころには、頭がぼーっとして、思考停止。結局のところ「まあ、ひとまずこんな感じで」で、終わった。一つずつオーダーメイドで仕上げてくれる建具屋さんにひとまず一発目のパス。またトスが上がってきたら、アタック打ちやすいレシーブで返したい。
アシアスタントくんは、窓チェックしている間も、屋根の上。野地板を釘で打ちまくっている。明日、瓦屋さんが雨漏りを防ぐルーフィンを敷きにきてくれる。
屋根から降ろされた、大量の野地板。早く薪にしてきちんと保管しなくては。
蔵の足場板から見下ろした仕事部屋。今週から復帰した棟梁のTさん。元気な姿を見れて嬉しい。私が2日現場に来なかった間、解体屋のMくんがアシスタントとして登場。二人だとやはり仕事が捗るらしく、外壁は3面、床下の断熱材、床張り、壁面の断熱材施工が終了していた。
壁に入れた断熱材はこちら。
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古い絨毯をリサイクルしているという物語が気に入って、これを注文したものの、天井にこれを見せつつ断熱するとなると、グレーな色合いが汚らしく見えるかも、と、ふと思う。
棟梁の作業予定もあるし、悩んでいると、すかさず「いやあ、天井はグレーより白がええですよ」と、アシスタントのMくん。彼の言葉に背中を押されて、「今日は天井に断熱材を入れようと思っている」という棟梁のTさんのスケジュールを、勇気を出して変更してもらった。白のバージンウールの断熱材を急いでオーダー。来週月曜日に届くので、天井の断熱材施工は来週に持ち越しに。