朝、現場に着いたら、まさに屋根用の材木が大量に届いたところ。材木屋さんも手伝って、バケツリレーでどんどん屋根の上に上げていく。屋根半分は古い垂木も全部降ろされて、空が丸見え。そこに新しい垂木を乗せて、どんどん釘を打っていく。
その作業の下、私たちは床下に潜って、一日中、防蟻剤のホウ酸液『守り神』を床下の木材に塗っていた。
大工のH氏とアシスタント君は、一日中、屋根の上。屋根の上のテンションの高さが、現場全員に憑った感じの、一日。のべ10名がそれぞれの仕事を黙々と、着々と。私たちは17時半に現場を離れたが、まだ彼らは屋根の上だった。帰り際に、屋根の上から「うわ!屋根っぽい!屋根っぽい!」と晴れ晴れした大工H氏の声が聞こえた(笑)。日暮れ前まで、あの勢いでやるんだろう。
雨よ、降るな!雨漏りで大きな穴が空いていた2階の床が直ったら、すっかり部屋らしくなった。蔵造りの土の多さにはほんと驚く。梁も現れた。
床下のホウ酸液は噴霧器の調子が悪く、ローラーと刷毛で。4〜5時間かけて、60平米の床面積の約2/3の一度塗りが完了。こちらの蔵は、仕事部屋よりも床上の高さがあるので、根太と大引を跨ぎなら移動するのが、至難の業。
白内障の手術でお休みされていた棟梁Tさんも、本日より復帰。こちらは、一人でコツコツ作業。仕事部屋の壁を一面、仕上げていた。
さて、お風呂チームはついにゴール間近。明日、タイルに目地を入れたら、完了!なんだとか。延べ23日間。お風呂だけならまだ早くできるが、脱衣所の増設がなかなか手間取った、とのこと。お疲れ様でした。でも、結局、いくらかかったのか、知らされていない恐ろしさ。。。。
お風呂のドアもついた。家族3人で相談する、微笑ましき左官チームの姿。大活躍だったユンボも、さようなら。