オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

太陽光温水器の日本エコルさんに現場を見てもらった。

JAPAN ECOL LLC-日本エコル合同会社-

オフロは基本、太陽光温水器と決めていた。誰にでも平等に降り注ぐ太陽光をエネルギー。これを一番効率よく生活に活かせるのが、太陽光温水器。その中でも、魔法瓶の要領で冬でもお湯が作れる真空管式。去年の年末に一度、日本エコルさんを訪問して、説明を受けて、心に決めていた製品がこちら。

自然循環式・真空管式太陽熱温水器サイフォン | 日本エコル株式会社

一番シンプルな構造で、頑張れば、自分で設置もできるし、電気も使わない。水と太陽さえあればオッケー。お風呂の屋根に乗せて、自然落下でお湯を落とすタイプ。これをお風呂の屋根に乗っけるつもりだった。

でも、カタログをよく読むと、シャワーを使うには落差が3〜4m必要と書いてある。二階建ての蔵の屋根に乗っけるのか。。。となると、メンテナンスが大変だな。。。キッチンにもお湯を引っ張って、食器の油汚れを石鹸を使わずに、お湯で落としたいんだけど。。。と、いろいろ悩ましいので、日本エコルさんに現場に来てもらったというわけ。

真空管式太陽熱温水器・予熱コイル式トルネード | 日本エコル株式会社

「メンテすることはほとんどないけれど、できれば低いお風呂の屋根の上に置きたいので『トルネード』をお勧めします」と、社長の井手元さんの推しは一択。「『トルネード』なら、シャワーも十分な水圧で使えます。サイズは大きいに越したことはない。断然300リットルがいい」と。実は隠しヒーターもあるので、冬場に温水器の温度が足りない場合は、スイッチを入れると一時間ぐらいで5度ぐらいは上がる優れものらしい。うちの場合は、温度が足りない時は、直火焚きにするが。そのほか、蛇口を二つつけて、コイルの中のお湯と、もっと熱いタンクのお湯をダイレクトに注ぐという、二系統の施工もできるらしい。ちなみに、井戸水で『トルネード』を使う場合、川本ポンプインバーター付250w以上のポンプが必要とのこと。

f:id:naomicka:20210902195434j:plain日本エコルの社長、帰り際に納品に来ていた材木屋さんと遭遇。旧知の仲なんだとか。いろんな人がこの現場に関わって、みんなの輪が広がる感じが、なんだか嬉しいんだなあ、と気づく。

f:id:naomicka:20210902195424j:plain今朝のモーニングコールは、朝7時。お風呂の左官屋大将から「今日は雨なので休みます」という電話がかかってきた。日本エコルとの約束があったので、現場に行くと、蔵のリノベチームも雨のせいかお休み。大雨の中、バリバリ(副詞)ばりばり(擬音)働いていたのは、本日もアクロバティックな解体技を見せてくれる若手解体ペアだった。

f:id:naomicka:20210902195317j:plain蔵の軒下に施された飾りをバラしていた。竹の下地と土が辺り一面に炸裂。f:id:naomicka:20210902195305j:plainこの不揃いな垂木を、軒下の細工で隠していたんだろうか。f:id:naomicka:20210902195325j:plainこの小屋根も活用できたらいいなあ。f:id:naomicka:20210902195335j:plain左側が吹き抜けにする部分。松の板を撤去して足場板がかかっている。綺麗な状態の松の板は、雨漏りで、床に大きな穴が空いていた部分に再利用される。

今日の大雨であちこち雨漏りしていたので、心配になって大工のH氏に報告したら「それは全然大丈夫です。もうすぐ屋根もやり替えますし、まだ床も仕上げ材じゃないので、乾けば問題なし」と。f:id:naomicka:20210902195345j:plain

f:id:naomicka:20210902195406j:plain放ったらかしの畑に、小松菜と人参の芽が!f:id:naomicka:20210902195253j:plainf:id:naomicka:20210902195235j:plain