オルタナ改装からのオフグリッド生活日記

オフグリッドを目指す改築アイデアと、光熱費月3300円の暮らしをシェアしたい

春の準備。イチゴとチューリップ。

これは昨日のこと。イチゴマスターである母の指導のもと、孫、ひ孫と見事に伸びたイチゴをプチプチ切って、バラして植え替え。イチゴ畑の春が待ち遠しい。そして、今日もいい天気なので、出勤前にチューリップを植える。一直線に並んだチューリップって、、、ちょっと可笑しいのかな、と思いつつ、一直線に色とりどりの球根を忍ばせてみた。これがうまくいくと、リビングの視線避けとなってくれるはず。私を観察する黒猫。家の正面の木々を剪定。

<before><after>

これで、好きな花や木々を植えられるようになった。<before><after>

スッキリ!そして、夜は冷え込むという天気予報だったので、ロケットストーブとキッチンストーブを両方焚いてみた。

ロケットストーブの燃焼室は、昨晩と今朝の熱がまだ残る。温まっているからなのか、今夜はスッと燃焼。合計、太めの薪を3本投入した。ロケットストーブは好調だったものの、夕方に火をつけても、速効性はない。今夜はなんだか火に当たらないと、肌寒く感じたので、キッチンストーブの扉を開けて、贅沢に小さな薪をどんどん投入。熾火の美しさに見惚れながら、夜を過ごした。

マッチの小さな火一つで、コーヒーが沸かせて、雑草が燃やせて、晩御飯が作れて、暖房できて。幸せだ!

野晒しにして一年半。茅の山は、1/10に減った(先日は1/6と言ったけれど、ほとんどぺちゃんこ状態)。繊維は残っているものの、真っ黒ないい土になっている。軽トラック満載を4回。山積みになっていた廃材を処分したおかげで、風通しもよくなった。本日、二代目となるステンレス製の時計ストーブ(初代は鉄製。二年で朽ちてしまった)が届いたので、点火テスト。やっぱり使いやすい!松とか杉とか、お構いなく、燃料として燃やせるのも、なんてストレスフリー!チョチョイのチョイでコーヒーのお湯を沸かして、3時のおやつ。おやつの後は、母と二人で、イチゴの植え付け。と、その前に、イチゴ畑を作るために、枯れた雑草を燃やすことに。田舎暮らしは、火とどれだけ仲良くなれるかが、鍵を握るな、とつくづく思った。

ご近所さんたちは、畑に山盛りにした雑草に、直接火をつけているが、我々はまだまだ初心者。しかも、先日、お風呂場の焚き口に溜まった灰を、掻き出して山盛りにしてたところ、夜に見てみると、灰の中で火がメラメラしていたのが見えて、度肝を抜かれた事件があった。もう消えた、と思っても、火の勢いは無くなってはいないのだ。だから、念には念を入れて、消化用の水も用意して、朽ちる寸前のドラム缶を使ってファイヤー!

雑草を燃やすと、煙がすごい。涙を流しながら、雑草を投入する母。半生の雑草で火の勢いがなくなったところで、実験開始。大工のI氏が、ドラム菅に煙突を挿すだけでも、よく燃えるようになる、と。やってみたら、これがよく燃える。煙突が底につかないように、少し宙ぶらりんに挿すのが秘訣。煙突の中から、どっどっどっどっどっと、機関車のような音がし始めて、完全燃焼できた!イチゴ畑の写真はまた明日。そして晩御飯。また火をつける。

一番下の大きな引き出しは薪入れ。ここに入れておくと、湿気が飛んで、よく燃えるようになる。入る容量は買い物かごで2杯分。夕方から2時間の燃焼で、3日分といったところ。キッチンストーブの扱いにもなれて、竈門のふたを開けて、燃え盛る火をみても、冷静でいられるようになった。
LPガスコンロの上には換気扇がついているが、実はキッチンストーブの上には、換気扇がない。真上に二つ窓があるので、この窓を開ければ良いかな、という想像だけでここまできた。

実際にこの窓から換気できているかどうかは、確かめられないのだが、少なくとも、2階に煙が溜まったり、匂いが充満することがないので、なんとか切り抜けられているのではないだろうか。真冬にこれができるかどうかは疑問だが。6時から8時過ぎまで、キッチンストーブを燃やすと、一階キッチンの室温は約2度上がる。2階はというと、さらに2度高い。今日の場合で、一階キッチンは20度。2階は22度。外気温は14度。

廃材を処分したおかげで、高い枝にタワワに実った渋柿の下にも脚立が置けるようになり、まだまだ収穫できそうだ。だが、干し柿もあまり美味しくないという評判で、本日収穫した渋柿、段ボール箱一杯分は柿酢にしてみることに。我が家の豊作渋柿で一年分の酢を作れたら、最強だなあ。

google earthが更新されていた!

久しぶりに我が家のグーグルアースを見てみようと思ったら、、、、太陽光パネルが屋根の上で輝いている!太陽光温水器はまだ乗ってないので、改装半ばに撮影されていたのか。比較に、と、昔のスクリーンショットを探したが、見つからず。これは、近所の方が撮ってくれた、改装前のドローン映像。

 

おじいさんは芝刈りに。。。とは、このことか!

最南端の廃材を処分。トラックに平積みできない長さの廃材を残して、ざっとトラック二杯分。無料で引き取ってくれる廃材加工業者まで持っていく。

<before><after>1年半前に山積みにした畳。ざっと20枚ほど。さすがに、少しずつ朽ちてきているのものの、土に戻るにはほど遠い。ツルハシで、ざっくりとほぐした方が良さそうだ(また今度)。

一年半前の姿はこちら。

offgrid.hateblo.jp

こちらも一年半前に山盛りにした茅葺の茅。嵩は1/6程度になった。少し掘ると、ふかふかの土に変わっている。

底の方は、もう畑に撒いても大丈夫そうな腐葉土になっているが、その上に乗せてしまった、伐採した木の枝たちが、そのまま嵩が減らず、枝同士が絡まり、雑草が絡まり、大変な事態に。木の枝は伐採と同時に枝を細かく切っておくべきだと知る。絡まった枝を一本ずつ抜いて、広がった枝をポキポキ折って、風呂焚きまたはキッチンストーブで使えるように、単体の枝に分解。小山にまとめる。桃太郎のおじいさんがしていた芝刈りとは、まさにこのことか!と、納得。この広場が片づけば、ここにも果樹を数本植えられそうだ。本日もキッチンストーブで晩御飯を作る。午後6時点火。本日、使う量をあらかじめ決めての挑戦。この薪の量で晩ごはんを作り、最後に湯たんぽ用のお湯をたっぷりと沸かすところまで、2時間、贅沢に燃やすことができた。

本日の発見。新聞紙→杉っ葉→薄い木片→角材→ブロックの木片 という順番で火を大きくするものだと思っていたので、私の中の最終形は、燃焼室で2.3個のブロックの木片が真っ赤になって燃えている姿だった。だがしかし。一向に鍋の水が沸騰しない。。。

悪戦苦闘していると「沸騰させるには、ブロックよりも、細い角材をたくさん入れた方が良い」とアドバイスをもらう。角材を数本入れると、明らかに炎は一気に増えた。なるほど!ぐつぐつ沸騰!大きなブロックや、太い薪は、温度キープのための素材。オーブンで料理する時や、ごはんを焚く時など、温度を上げたい時は、細かめの薪をたくさん入れるということを学んだ。

薪棚一号、二号、三号...そして四号ナウ。

薪棚1号の前にうずたかく積まれた松の廃材。いつか外で使えるストーブを作って、そこで使おうと言っているものの、早く捨てて、風通しを良くした方が良いのかもしれない。「これは杉かも」と、別の山にしていたものも松だと判明。あーあ。薪棚4号も建築中。キッチンから一番近いこの棚に、すぐに使える乾いた薪や、キッチンストーブにぴったりな小枝や薄い木片や小さな木片を置いていく予定。廃材の山や、高木に絡まった蔦のせいで、風通しが悪く、丸太にキノコ発生。放っておくと、木の養分がキノコに吸われて、丸太がカスカスになるらしい。慌てて、木の皮を剥がして、薪にする。薪棚2号。手前がキノコの生えた丸太。薪棚三号も埋まった!あと3つ、薪棚を新調して、薪で埋めつくさなければ。

はじめてのキッチンストーブ料理

庭師のMちゃんが、リクエストしていた果樹の苗木を持ってきてくれた。

我が土地の東端に栗。好きなだけ大きくなってもらう。イノシシたちがこの栗を食って、大事な畑や田んぼを荒らしませんように、の願いを込めて。その近くに、2本目の梅。そして南向きの一等地には、私の一番好きなイチヂク。夜の気温が10度近くになってきた今日この頃。3度目のロケットストーブ点火。2時間かけて、ようやく火が落ち着いた。薪をあまり足さなかったので、室温が上がった!と実感できるまでには至らなかったが、ベンチはぬくぬく。肌感覚で室温が上がったなと感じるのは、やはりキッチンストーブの方だ。薪があまり乾いていないようなので、ストーブの上に置いて、乾かしつつ。翌朝。まだベンチは暖かい。そして、また夜がやってきて、ストーブの中を見ると、まだ熾火が残っていた!

そして、初めて全ての晩ごはんをキッチンストーブで作る。鉄板が熱くなるまで、なかなかに時間がかかるが、一度、あったまってしまえば、鉄板全てに鍋を置いて調理できるわけで。1時間以上かかったものの、明日の昼ごはんのおかずまで、作ってしまった。発酵引き出しの中はヨーグルト。主人は、午後5時過ぎから7時ロケットストーブを焚き、ご飯を食べて、お風呂を炊いていた。今夜はロケットストーブとキッチンストーブのW使いしたおかげで、風呂上がりにパジャマ一枚でうろうろしても、暖かい。

完全オフグリッド生活7日目

実は、電力会社の電気を使ってました。

井戸の水をきれいにするために、1ヶ月間、井戸のモーターをフル稼働で、井戸の水を汲み出していた。さすがに、そのモーターには、電力会社の電気を使っていた。が、今月頭に清掃も終了、モーターも撤去されたので、ついに、先週金曜日に完全オフグリッドに切り替えた。本日7日目。雨の日もあったが、問題なし。

柿が豊作。まずは干し柿を作ってみた。玄関の屋根から落ちる雨や露が、玄関の一枚岩に跳ねるので、下に植木を置いてみた。ニャンコも日々、行動範囲を広げている模様。